日  誌
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2010年日誌
スケジュール

鉄道運輸機構訴訟
9・28再開控訴審闘争
 ■控訴審傍聴 9月28日(火)午前11時~12時 東京高裁101号法廷
 ■JR東日本本社前行動 午後1時半~ 新宿駅南口
 ■国鉄闘争勝利!鉄運訴訟控訴審報告集会
  午後6時開場 文京区民センター 3F大ホール
  主催/国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回を共に闘う国労の会
国鉄闘争全国運動のホームページ
http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm
9月28日(火)

鉄道運輸機構訴訟
9・28再開控訴審闘争

 ■控訴審傍聴 9月28日(火)午前11時~12時 東京高裁101号法廷
 ■JR東日本本社前行動 午後1時半~ 新宿駅南口

鉄道運輸機構訴訟再開控訴審 2010年09月28日

北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」のブログから転載
 国鉄労働者1047名解雇撤回をあくまでも貫き、「4・9政治和解」反動を撃ち破る鉄道運輸機構訴訟の控訴審(原告・小玉忠憲さん)が再開されました。大法廷の裁判を傍聴してきました。裁判官の交替があって今回は更新手続ということで、小玉さん(ネクタイ姿を初めて見たよ!)の意見陳述を聞くことができました。民事訴訟では「陳述」とは言っても、実際には文書の提出だけが続くことが多いですからね。

 さて、小玉さんの意見陳述はとても迫力があり、「4・9」情勢に対していかに被解雇者が怒りを燃やしているか、ビンビンと響いてくるものでした。国鉄労働者としての誇りを踏みにじる-投げ捨てる「4・9」への怒り、それを900人にものぼる被解雇者に押しつけた体制内労働運動の幹部たちの醜悪さ。絶対に許すことはできない!その怒りが、国鉄-鉄道運輸機構-JRへの怒りを倍加させていました。この怒りをわがものとして、国鉄全国運動の地域での組織化に全力を尽くしていきましょう!その力で11・7労働者集会の成功を勝ちとろう!
 ■国鉄闘争勝利!鉄運訴訟控訴審報告集会に255名結集! 

 だ  ん   け  つ 2010年9月28日
№454
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

「市東さんの農地を守ろう!」
9・26高崎で集会

 9月26日、高崎市労使会館ホールで、「市東さんの農地を守ろう!9・26群馬集会」が、昨年をうわまわる広い層からの協力を得て、88人の参加でかちとられました。集会に先だって上映されたビデオで、この一年間の三里塚の闘いが日帝とNAAを追いつめ勝利していることに参加者全員が確信を持ちました。

 司会の開会宣言を受けて、主催者あいさつに立った共同呼びかけ人の高階ミチさんは、「昨年の9月に市東さんを迎えて集会を開いてから1年、三里塚現地集会や裁判の傍聴に参加してきました。今日の集会も多くの方々ががんばって宣伝し、市東さんの闘いを広めてくれました。これからも皆さんと力を合わせて市東さんの農地を守りましょう」と呼びかけました。

 群馬・市東さんの農地を守る会の事務局から、「労農連帯の強化で市東さんの農地を守ろう」と熱をこめた基調提案が提起されました。

 次に「市東さんと連帯する、職場と地域から」に移りました。始めに合同労組として毎日の職場闘争に格闘している地元高崎の鉄鋼労働者から決意が表明されました。続いて自治労で闘う青年労働者、群馬合同労組委員長の青年、裁判員制度と闘う弁護士。群馬・動労千葉を支援する会(準)からは、「来月の17日にこの同じ労使会館で、群馬・動労千葉を支援する会を結成します。10・10三里塚-11・7日比谷集会の大結集で市東さんの農地を守ろう」と熱い訴えを受けました。さらに会場から、不当な大規模開発と闘う議員と、三里塚をたたかう全群馬実行委の小池正男代表の熱烈な決意が表明されました。市東さんの来県を歓迎してフルートの演奏で4曲が披露されました。

 いよいよ市東孝雄さんの登場です。「私の会を作ってもらって群馬へ伺うのは3回目。来るたびに参加者が増えることに、みんな一生懸命やってくれていることがわかり感謝しています。5月17日に逮捕されましたが、そもそもあの段階では市道はNAAのものではないんです。向こうは不当なことをやっていることがわかっているから、私が抗議に行ったら逃げちゃった」と、この1年間の闘いの勝利に市東さんが確信を持ち、日帝もNAAも頭から呑んでかかる風格をもって訴える姿に、参加者は底知れぬ感動を受けました。千葉から来ていただいた、市東さんの農地取り上げに反対する会・事務局の方からも、この間の闘いの報告と群馬への熱いエールをいただくことができました。

 市東さんの訴えを受けて、群馬・守る会の大塚正之事務局長が10・10集会呼びかけとカンパアピール。最後に、青柳晃玄さんから集会のまとめが出されました。市東さんへの再度の拍手が鳴りやまぬ中で、参加者全員での「反対同盟の歌」大合唱。「10・10三里塚にバスで行こう」と約束しあって集会を終えました。

集会後の交流会にも20人を超える方がかけつけ、大いに連帯・交流を深めました。市東さんも発言の中で「ワーキングプアといわれる労働者への国や会社のやり方は許せない」と訴えていましたが、そういう状況の中で、三里塚や動労千葉のように絶対反対で闘っている姿は、初めて知った人にとってこそ非常に新鮮で、感動して直ちに一緒に肩を組める情勢になっているのだと思いました。(群馬・T)

No.

労働者の未来をかけて解雇撤回!   動労千葉争議団の決意
 われわれは、「政治解決」で国鉄闘争の火が消されようとしている事態に対し、全国の仲間たちに呼びかけて新たな挑戦を開始した。職場では外注化阻止闘争が正念場を迎えている。労働者の未来をかけて闘いぬこう。
屈辱的な和解は絶対にいやだ 塩崎昭広さん
 今度の和解や国労大会の話を聞くと、「いったい何だったんだ、俺たちは」という思いですね。国労大会では闘争団員は組合員ですらなくなってしまった。
 私は、24年間苦労はしたけど誇りで生きてきたように思う。それは少しぐらいのカネには替えられないものです。そうでなければ国鉄分割・民営化に反対してストライキなどやらなかった。生きていくために家族がバラバラで生活しなければならなかったり、そういう面では確かに苦労しました。だけど闘ったことは全く後悔していない。
 屈辱的な和解は絶対にいやだ。一生闘い続けることになったとしても中途半端に手を打つようなことだけはしないでほしい。今の現状を見ていると、本当に中曽根の思惑どおりに進んでしまっている。
 動労千葉は自分のことだけでない闘いを組んできた。国際連帯まで広がったんだから大したもんだ。原則を忘れないで闘い続けていることは素晴らしいと思う。これからも原則を守りぬく闘いを貫きたいと決意しています。
この闘いをやりきった先に展望がある  中村俊六郎さん
 闘いは24年目に入りましたが、動労千葉も国労も最初の出発点は解雇撤回で同じだったはずです。それが今度の和解や国労大会のような体たらく。それはなるべくしてなったものだと思う。今さら言ってもしょうがないけど、国労は国鉄分割・民営化攻撃が始まった当初から肝心なところで一度も勝負していない。その結果だと思う。動労千葉は、多くの人が支えてくれるなかで、原則を守りぬくことができた。これからもすじを通してやっていかなければならない。
 若者たちは将来の絵を描くことすらできなくなっているのが現実なのに、ほとんどの労働組合がこんな状態で原則をもって闘うことを忘れている。それはすべて国鉄分割・民営化から始まったことです。今のような世の中ではいけないと思う人は今は数が少ないかもしれないけど必ずいます。今が正念場だと思う。この闘いをやりきったら展望が見えてくると思います。
若い人たちの為にも解雇撤回だ 中村 仁さん
 解雇撤回を求めて闘ってきたのは自分たちのためとずっと思っていたんですが、24年間闘っている中で、自分たちだけの闘いではなかったんだと気づいたんですね。自分たちだけの問題だったら、「和解」で苦渋の選択をした人と同じになってもしょうがない。だけど、自分たちだけじゃない。われわれは、若い人たちのため、今苦しんでいる労働者のためにもこういう情勢を変えて行かなきゃいけない。だから、絶対に解雇撤回を勝ちとって、資本側に間違っていたと言わせて、現場に戻る。それが必要なんです。
 国鉄分割・民営化も、労働組合が加担したからやられたわけです。われわれががこの情勢をつくってしまった。自分のことしか考えない腐った労働組合を変えていかなきゃいけない。11月集会に1万人集まるのが当たり前のような状況ができたときに勝利できると思います。外注化との闘いも、動労千葉は反対だと言って闘ったからこそ共鳴する声が生まれ、4月1日実施が阻止された。
 私は闘う仲間と痛みを分かち合えるひとりでありたいと思う。ともに闘いましょう。
奴隷的な和解は歴史に汚点を残す  高石正博さん
動労千葉は、団結に依拠して闘い、国鉄当局を追いつめたから向こうから和解を言い出した。97年に国鉄分割・民営化反対ストによる28名の公労法解雇撤回の和解を清算事業団から引き出した。だけど、今回の4・9政治和解は、動労千葉を排除し、雇用も年金も保障もない奴隷的な和解内容であり、今後の労働運動にとって汚点を残すもの。
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

9月27日(月)
本日開店、オリジン弁当のオカズ
昨日の栗をご飯に 三里塚のつるむらさき

9月26日(日)
「障害者自立支援法反対バーベキュー」に参加しませんか?と誘われて、行ってきました、茨城県!!
30人くらいの人が、ワイワイ、集っていました。
でっかいテーブルの上には手作りのご馳走がいっぱい。
 
「ずっと、障害者自立支援法には反対しています。やっと、廃止に追い込んだと思ったら、また復活しそうなので怒り爆発です。」というご夫妻をはじめ、障害者自立支援法に怒り、廃止させようという人たちが、ここにもたくさんいました。
「今日はここに来ていないけど、紹介しますよ。」と、障害者自立支援法に反対、で、つながれそうな人たちや団体を、たくさん紹介してもらいました。
 
バーベキューの後、栗拾いをしたり、敷地内にある鶏舎を見学したりと、茨城の秋を楽しみました。

9月25日(土)

石神井川拡幅工事反対、関町住民の会 関町4―2―11、リサイクルショップ「街」内 電話 3928―1378
石神井川、拡幅工事、絶対反対!
29日の「インチキ説明会」粉砕!

「1時間50ミリ超の降雨」は「想定外」
「ゲリラ豪雨」で露呈した「東京都・洪水ハザードマップ」の「不完全性」。
「地下室・地下住戸」を浸水から守る「豪雨100ミリ基準」とは。
建築&住宅ジャーナリスト 細野透2010年 7月22日

http://www.nikkeibp.co.jp/article/sj/20100721/237766/?P=1

「1時間100ミリの豪雨」に耐えられる新自主基準
 

 マンションの地下住戸および戸建て住宅の地下室は、大都会では主に、土地を有効に利用するために建設される。しかし、集中豪雨が珍しくない昨今、地下室づくりはより慎重に行われなければならない。

 東京では、「1時間に100ミリの豪雨」に耐えられる地下住戸や地下室が、新たな「自主基準」になりつつある。

 まず、気象庁の解説「雨の強さと降り方」を見る。

 これによると、1時間に10ミリ以上降る雨には、5段階の「ランク」がある。

 (1) 10ミリ~20ミリ未満。「やや強い雨」。ザーザーと降り、長く続く時は要注意。

 (2) 20ミリ~30ミリ未満。「強い雨」。どしゃ降り状態。側溝や下水、小さな川があふれ、小規模の崖崩れが始まる。

 (3) 30ミリ~50ミリ未満。「激しい雨」。バケツをひっくり返したように降る。このため、道路が川のようになり、都市では下水管から雨水があふれる。

 (4) 50ミリ~80ミリ未満。「非常に激しい雨」。滝のように、ゴーゴーと降り続く。都市部では地下室や地下街に雨水が流れ込む場合があり、またマンホールから水が噴出する。そのため、多くの災害が発生する。

 (5) 80ミリ以上。「猛烈な雨」。息苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を感ずる。そして、大規模な災害の発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要。

 1時間に100ミリの雨とは、この中でレベル(5)の「猛烈な雨」に相当する。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/sj/20100721/237766/?P=2

浸水が予想されていない「白色地域」で浸水が発生
 
 今年(2010年)7月5日の夕方から夜にかけて、ゲリラ豪雨が東京23区北部と埼玉県南部を襲った。

 1時間当たりの降雨量は、東京練馬区で67ミリ、板橋区では107ミリを記録。石神井川が氾濫して、多くの建物が、床上浸水、床下浸水の被害を受けた。
 このとき、「重大事件」が発生した。

 板橋区洪水ハザードマップ(新河岸川、石神井川、白子川版)において、浸水が予定されていなかった地域で、浸水が観察されてしまったのだ。

 ハザードマップでは、浸水20~50センチ地域は黄色、50センチ~1メートル地域は緑色、1~2メートル地域は水色、2メートル以上の地域は青色で表示。そして、浸水が予想されない地域は白色で示してある。

 しかしながら、当日は、この白色地域でも浸水が発生したのである。東京23区および各市に関する洪水ハザードマップは、東京都建設局のHP(ホームページ)で入手できる。このハザードマップは、2000年に東海地方を襲った東海豪雨と同規模の豪雨が、東京都を襲ったと想定。中小河川の流域における浸水状況を示した地図である。

 東海豪雨では、9月11日の午後から、翌12日の午前にかけて、総雨量で589ミリ、時間最大雨量で114ミリを記録した。ところで、東京都板橋区のゲリラ豪雨は、1時間に107ミリの降雨量にとどまり、雨が降った時間も1~2時間足らずだった。よって、数字だけを見ると、東海豪雨に比べて、雨量がずいぶん少ないように思える。しかし、意外なことに、実際には、板橋区の白色地域でも浸水が観察されたのである。

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洪水ハザードマップ」の参考だけでは不十分  

 白色地域が浸水した理由は、「東京23区では、下水道管の太さが、1時間に50ミリまでの降雨量を処理することを、前提にしてつくられている」ためである。

 要するに、洪水ハザードマップは、局所的に1時間に50ミリを超える雨が降ると、下水道網には「想定外」の事態になってしまうため、結果として間違った答えを出すこともある、「不完全なマップ」だったことになる。

参考:「東京都建設局/洪水ハザードマップ

 ハザードマップは「不完全」であることが分かった。すなわち、1時間に100ミリの「猛烈な雨」が降る時代には、ハザードマップを参考にするだけでは、もはや十分とはいえないのである。


東京23区北部豪雨(平成22年7月5日大雨)

http://homepage3.nifty.com/eiji_itoh/100705gouu.html
調査日:2010年7月5,6日

2010年7月5日、南から湿った空気が流れ込んだため大気の状態が不安定になり、関東地方を中心に局地的な大雨に見舞われた。

東京・板橋区では午後8時半までの1時間に107ミリの猛烈な雨を観測。北区堀船2丁目で、石神井川が氾らんし、周辺の住宅やマンションなどで床上・床下浸水の被害がでた。

《被害状況》 ※各区ホームページより

□ 北区 床上浸水:284件 床下浸水:274件 道路冠水:17件 公園冠水:4件(8月3日現在)
□ 板橋区 浸水:189件(床下28件、床上123件、他38件) 道路冠水:16件 土のう要請:126件(7月9日現在)

《警報状況》 ※被害状況等第3報(東京都発表)より

17時40分 多摩北部、多摩西部、多摩南部に大雨洪水警報発表
19時17分 23区西部、23区東部に大雨洪水警報発表
20時50分 多摩北部、多摩西部、多摩南部の大雨洪水警報解除
20時55分 北区、板橋区、練馬区に東京都土砂災害警戒情報発表
21時47分 23区東部の大雨洪水警報解除
22時10分 北区、板橋区、練馬区の東京都土砂災害警戒情報解除
22時21分 23区西部の大雨洪水警報解除


東京アメッシュ(7月5日午後8時5分)

強い雨が降り始めたらレーダーで降雨状況を確認することが重要
そして、強い雨が降り続くようであれば、浸水対策や避難などの対応をとることが必要。
水害は情報戦。日ごろから情報の入手先を確認しておくことが大切!

■ 7月5日


明治通りの道路冠水 ひざ下ぐらいまで冠水

道路冠水で明治通りは通行止めになった

排水溝そばに石神井川の大きな鯉が数匹も
■ 7月6日(翌日)

石神井川右岸の氾らん場所(溝田橋上から)
9月24日、東京・渋谷区の宮下公園で反対派のテントや私物を撤去する「強制代執行」が行われた。公園周辺は、数百人の機動隊・私服警官が動員される異常な状態。「公園のナイキ化」に反対する人たち約60名は、午前10時より代執行を阻止すべく通用門に座りこみ、マスコミ注視のなか抗議行動を続けた。「みんなの公園を一私企業に売り飛ばしていいのか」、渋谷区に対する怒りのアピールが続いた。午後2時、突然多数のガードマンと機動隊が座りこみの強制排除に乗りだすと、現場は怒号に包まれた(写真)。「暴力はやめろ」「公園は渡さないぞ」反対派の必死の抵抗が続いた。結局、代執行は強行されたが、これまで隠されてきた渋谷区の公園売り飛ばしの実態が、明るみに出ることになった。

渋谷・宮下公園、テントなど強制撤去 ナイキ施設建設で(朝日新聞)

。。。民間企業がかかわる施設整備をめぐって、自治体が行政代執行に踏み切るのは極めて異例だ。。。〈行政代執行〉 国や自治体などの行政機関の命令に従わない人に対し、その本人に代わって行政機関側が強制的に撤去や排除をすること。行政代執行法では、他の手段では実現困難で、それを放置することが「著しく公益に反する」と認められる場合に、代執行できると定められている。

宮下公園を守る会HP

9月26日緊急デモ!!宮下公園を救おう!!手作りサウンドデモ!!

■集合場所 宮下公園大階段下(明治通り沿い、JR渋谷駅から徒歩1分)
■集合日時 2010年9月26日(日)13時

喫煙者の38.2%がたばこ値上げ当日の時点で禁煙に挑戦

たばこファイザー製薬は2010年9月16日、たばこの増税・値上げを前にした喫煙者の実態に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、今回の値上げをきっかけに禁煙に挑戦する喫煙者は53.3%にファイザー製薬は2010年9月16日、たばこの増税・値上げを前にした喫煙者の実態に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、今回の値上げをきっかけに禁煙に挑戦する喫煙者は53.3%に達していることが分かった。また、禁煙のタイミングは「値上げ前に」がもっとも多く、次いで「値上げ当日」「翌日~1週間以内」などの順になっている。値上げ当日の時点では、禁煙を試みている人の7割強がすでに禁煙を始めている計算になる(【発表リリース】)。
報道関係者各位
2010年9月16日
ファイザー株式会社
≪日本全国の“ニコチン依存度チェック”2010≫
タバコ増税を前に喫煙者の実態を調査、全国47都道府県9,400人調べ


10月1日からのタバコ値上げで禁煙する53.3%
禁煙挑戦意向、2年前から10%上昇


~禁煙への挑戦意向が最も高いのは沖縄県(63.5%)、最も低いのは奈良県(45.0%)~

禁煙成功の自信は半々、喫煙継続派は本数減で対処

今回の増税に伴うタバコの値上げ額を喫煙者の92.5%が高いと感じており、禁煙意向のある喫煙者の半数以上(52.8%)が「増税前に禁煙する」と回答。
禁煙への挑戦方法、第1位は「自分の意志のみ」(59.8%)。一方で、禁煙に成功する自信がある喫煙者は半数程度(52.5%)。ニコチン依存症の喫煙者に至っては半数以下(46.0%)。
増税でも禁煙しないその理由は、「本数を減らすことで対処するから」(32.2%)が最多。

47都道府県で見られる、さまざまな意識差

全国的に今回の増税に伴うタバコの値上げ額を高いと感じている。感じている割合の最も高い愛知県(97.0%)から、最も低い島根県(88.0%)まで、地域を問わず軒並み高い割合。
都道府県別の喫煙者に占めるニコチン依存症の割合をみると、最も高かったのは沖縄県75.5%(151人/200人)で、最も低かったのは宮城県・神奈川県60.5%(121人/200人)でした。一方、ニコチン依存症を自覚している喫煙者の割合をみてみると、最も自覚している割合が高かった県は、香川県72.3%(107人/148人)で、神奈川県51.2%(62人/121人)が最も低いという結果になりました。
禁煙に成功する自信は都道府県で大きな格差。宮城県(61.5%)が、禁煙に成功する自信が最も高く、禁煙に成功する自信が最も低い県は、徳島県(35.6%)。
今年受動喫煙防止条例が施行された神奈川県の喫煙者は、居住地域の受動喫煙対策を充分と感じている割合が全国で最も高い(49.5%)。最近、タバコを吸いづらいと感じている割合(85.0%)も全国で2番目。

↑ 2010年からのタバコ値上げをきっかけに禁煙に挑戦するか(2008年は「今すぐに禁煙に挑戦したいか)
↑ 2010年からのタバコ値上げをきっかけに禁煙に挑戦するか(2008年は「今すぐに禁煙に挑戦したいか)

今回のたばこ値上げのインパクトの大きさが改めて実感できる。

たばこを売る側、あるいは禁煙挑戦者周辺からすれば、いつ禁煙を開始するのかが気になるところ。そこで、禁煙挑戦者に「禁煙の挑戦タイミングはいつ頃なのか」と聞いたところ、「値上げ前に禁煙をスタートする」との人が過半数に達していた。すでに禁煙に対する動きは大きく出ていることになる。

↑ いつ頃から実際に禁煙に挑戦するか(10月1日からの値上げで禁煙に挑戦する人対象)
↑ いつ頃から実際に禁煙に挑戦するか(10月1日からの値上げで禁煙に挑戦する人対象)

値上げ直前まで喫煙し、当日からは禁煙する人は18.9%。あわせると禁煙挑戦者の71.7%が、値上げ当日には禁煙の挑戦を始めている計算。最初のグラフの結果と掛け合わせると「喫煙者のうち38.2%がたばこ値上げ当日の時点で、値上げをきっかけに禁煙に挑戦している」ことになる。

たばこ禁煙を始めれば、それ以降はたばこを購入することは無くなる(禁煙を断念すれば話は別だが)。それだけたばこの消費は少なくなる。以前【2010年8月度のコンビニ売上高は既存店が1.0%のプラス・酷暑で来客数増、客単価の下落は減少中】でも触れているが、コンビニエンスストアの売上にどのような影響が及ぶのか気になるところ。9月は駆け込み需要と相殺されるので微妙なところだか、10月以降は少なからぬ変化が確認できるに違いない。

■関連記事:
【たばこ税増税で「禁煙・節煙しよう」と考えている人は55.7%】

 だ  ん   け  つ 2010年9月25日
№453
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378
法政大学後期決戦の幕が開けた!

 9月21日、法政大学の後期が開講し、熱い秋の闘いがいよいよ幕開けしました!
約2ヶ月ぶりの文連と全学連の登場です。11月集会に向け「1万人の大デモで学生のエネルギーを解き放とう」と書かれたビラは「待ってました!」とばかりに瞬く間に受け取られ、新歓期を上回る受け取り数でした! 前期には一度も受け取ったことがない学生が受け取っていくことが大きな特徴です。久しぶりに再会した学友からは「どこが政権を取ってももう倒すしかない」とイキイキと話しかけられました。菅民主党政権への学生の根底的な怒りを再確信させられました。

 昼休みは全学連旗と文連旗を高らかに掲げ、キャンパス中央広場前に元気に登場! 斉藤文連委員長、織田全学連委員長、坂野委員長代行が民主党政権打倒、処分撤回に向けて次々と渾身のアピールを行い、2ヶ月ぶりにキャンパスが熱気で包まれました。

後期の闘いは始まったばかり。処分撤回と学祭規制をめぐる闘いはこれからいよいよ本格化していきます。さらなる処分撤回署名の爆発と11月1万人デモの実現をもって、学生のエネルギーを大爆発させていきます。(法政大学・倉岡雅美)

国鉄全国運動の拡大と11・7へ、
広島で国鉄集会開く
 9月20日、広島市で、「青年労働者を先頭に、11・7労働者集会に1万人結集を!」を掲げて、「動労千葉を支援し、国鉄全国運動を広げる9・20広島集会」が開催された。11月集会へ向けた動労千葉を支援する会・広島の総決起集会としてかちとることができた。動労千葉からは清水匠執行委員を迎えて、アピールを受けた。集会には、動労西日本をはじめ広島の闘う労働組合と労働者、学生、市民60人が結集した。4・9政治和解の反動性と「国鉄分割・民営化25年問題」「公務員制度改革」攻撃が労働運動と労働組合をめぐる攻防であること、それは民主党・連合政権の推し進める道州制360万人首切りの国家改造攻撃との「2012年決戦」として闘われることが確認された。

 動労西日本は、現場の組合員が全員登壇して、大江委員長が「昨年の9月19日の再建大会からちょうど1年、私たちこそが主流派であることが鮮明になった。青年部をつくり、組織拡大を実現する」との決意を表明した。中四国の全国運動呼びかけ人である矢山有作氏、大野義文氏、宇都宮理氏の3氏からの熱いメッセージも寄せられ、司会が読みあげた。

 広大生協労組の壹貫田委員長が基調提起で11月集会の意義、組織方針を全面的に提起し、産別と職場から決意表明があった。社保庁分限免職と闘う平口雅明さんやヒロシマ反戦反核闘争解体と闘う教育労働者である倉澤憲司さんから発言があった。さらに、国鉄全国運動と一体で、自らの闘争をやり抜いて、職場から11月集会への決起を実現するという決意が、広大生協労組や高陽第一診療所労組、自治体の青年労働者からあった。
参加者は、国鉄全国運動を職場・地域で拡大して、11月労働者総決起集会の1万人結集を実現するために闘う組織者になろう! と決意を新たにした。残りの1カ月半を、昨年を大きく超える11月集会への結集にむけて全力で闘う決意である。(広島・OS)

みんなでつぶそう! 裁判員制度

9月24日(金)
「作業所に通っている、」という人が遊びに来た。
「今の作業所が合わない。」
「障害者の雇用を支援している施設に行こうか、と、迷っているけど、自分はそこに行くほどは、働けない。」という。
 
働ける障害者になることを目指す、働けてこそ1人前だ、そんな価値観は間違っている。企業の求める“人材”に育て上げられたうえ、都合よく働かされて、安い賃金でこき使われるだけだ。
 
「実習で3日間、働いたけど、その分の工賃は無しだったんだ」
就労が何より優先される障害者自立支援法の「法内施設」の作業所では、自分のところの実績を上げるために、とにかく、利用者を就労させようとするが、矛盾は全部利用者にのしかかってくる。
 
「障害者枠」で働く、とは何なのか?
 
企業の側は、安く障害者をこき使うために「特例子会社」というのを作って、本社とは別の給与体系で障害者を雇う。でも、グループ傘下なので、企業全体としては障害者を雇っているという「実績」になる。だからこれで、企業は国からの助成金が受けられる。
 
「特例子会社」を作るノウハウを教えます、という事業を始めたところまである。ここでは、企業が特例子会社の認可を受けるための方法を助言するほか、障害者に任せる事業の選び方などを伝える。価格は、1社あたり、100~400万円!!
ここは「障害者雇用を支援している」として、東京都が最大800万円助成する「東京都地域中小企業応援ファンド」の対象にまで選ばれている!なんてこった!!!


動労千葉を支援する会のホームページから転載

千名を超える事業団解雇― 「これは勝ちだ!」
1990年4・8動労千葉支援団体全国懇談会 中野委員長提起

支援する会・新潟 第2回総会 9/20(報告)
動労千葉を支援し、国鉄全国運動を広げる9・20広島集会 (報告)
9/20千葉県三里塚集会 DC会館 120名
市東さんの農地強奪をー許すな! 千葉県三里塚集会に反対同盟から北原鉱治事務局長、伊藤信晴さん、宮本麻子さんが参加。自らの闘いの経験やエピソードを語り、とりわけ青年労働者、学生に10・10三里塚全国集会への結集を訴えた。

 

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