日  誌
2010年6月⑧

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2010年日誌
スケジュール

6月30日(水
国鉄・全国運動のアピール
三里塚・産直野菜の日
昼食はつけ麺 本田さんのアンで作った餃子
午後から、定例学習会 「ギリシャ危機、ユーロ危機は、革命情勢を成熟させいてる」
4時近くまで白熱討論
今日は午後から学習会。
テーマは「ギリシャ危機、ユーロ危機は革命情勢を成熟させている」

1、ギリシャ危機の原因は
①世界恐慌の勃発である。
②もうひとつの要因はユーロ参加である。
2、ギリシャは債務不履行となる
3、独仏協調の時代は終わった そして戦争の時代へ
  EU、ユーロとは何か、どうしてできたか
4、プロレタリア世界革命へ

ギリシャ危機は「第2のリーマン」であり、ユーロ崩壊も不可避な情勢になった。財政危機の労働者階級への負担転嫁がギリシャ、スペインはじめ、ドイツ、フランスなどの中核国でも開始され、労働者階級はゼネストに決起している。

財政再建の道は無い。EU・ユーロは、世界大恐慌とユーロ危機の中で、その存立条件を失っている。
プロレタリア世界革命こそが帝国主義戦争を阻止する最大の力だ!!
夕食はイサキの刺身 イカの沖漬け とうもろこし
チキンのソテー 枝豆 その後、「街」分会・屋台
地域の色んな人と、徹底・討論。8・6ヒロシマから11月集会・訪韓の話 イン君とタイマイ
国労小倉地区闘争団NIPPO物販が到着
   2010年夏季物資販売の取り組みの御礼
 国労小倉地区闘争団NIPPO事業部の2010年夏季物資販売へのご支援、ご協力に心より御礼申し上げます。

 国鉄の分割・民営化から24年目に入った本年4月に「政治和解」が一気に進み、「解決案」と称する物が出されました。その「解決案」は解雇撤回も謝罪も無く、国家的不当労働行為を容認するものでしかありません。こんなものが認められるわけがありません。私たちは国が行った不当労働行為を絶対に許しません。国土交通大臣前原は、原告一人一人に署名、捺印を求めてきました。どこまでも貶めて二度と不当労働行為を争わない、解雇撤回を求めないことを誓約させたのです。これを認めれば国鉄闘争は惨めに終焉を迎え、解決金に群がって醜い奪い合いがおきます。

 国労は、4月26日に臨時全国大会を開催し、「解決案」受け入れの承認を行いました。闘う気力すら持ちえていない本部をはじめ、全ての機関が総屈服した歴史的な日になりました。それに抗し、絶対反対を貫く原告6人が名乗りを上げました。裁判の継続の手続きをとり、あくまでも解雇撤回を貫く6名です。私たち鉄建公団訴訟原告の4名は原則を貫く動労千葉と共に1047名解雇撤回・国鉄闘争勝利に向かってこれからも闘い抜きます。1047名解雇撤回闘争は新たな段階に入ったのです。

 労働者が総団結して資本と闘えば私たちは勝利出来るのです。改憲と戦争へ進む資本主義を労働者の階級的団結でぶっ飛ばしましょう。私たちの更なる飛躍を約束し物資販売への取り組みの御礼とさせていただきます。ありがとうございました。 
国労小倉地区闘争団NIPPO事業部
        国鉄闘争全国運動のHPを開設
http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm

新たな全国運動に期待する!

▼鎌倉孝夫(経済学者)
 国鉄分割・民営の不当性の認識は消してはならない。分割・民営化に抗する闘いは終わっていない。いま分割・民営化の総仕上げと言うべき外注化、子会社化が進められている。これに対する闘いなくしては労働者の未来はない。厳しい状況の中で労働運動再生に向けた闘いに立上がった動労千葉の運動に期待し、支援します。

▼北野弘久(日大名誉教授)
 永い間、本当に「正義」を求めて努力してこられたことに敬意を表します。まさに不合理な日本政府のやり方による犠牲者だと言わねばなりません。

▼北原鉱治(三里塚芝山連合空港反対同盟事務局長)
 三里塚闘争は44年間、国家権力と闘いぬいてきた。労働者と農民の闘いは切っても切れない。国鉄1047名解雇撤回闘争はここで妥協していいのか。もっと強く労働者の立場を社会や政治に持ち込んで獲得すべきではないのか。

▼高 英男(連帯労組関西地区生コン支部副委員長)
 今度の和解は労働運動に大きな汚点を残すものだ。民間にも影響する。今までのような運動のやり方では組織できない。集会とデモだけでは現場の闘いに勝てない。国鉄攻撃は分割=分断に目的と意図があった。勝つ陣形をつくらなければならない。

▼中村吉政(全国金属機械港合同副委員長)
 闘争を終結するときは、それが他の労働者にどのような影響を与えるのかを考えなければならない。このような解決では話にならない。残念で、怒り心頭だ。火は一度消してしまってからでは燃やせない。

▼国労新潟駅連合分会
 解雇撤回を貫く1047名に、可能な支援は今後も続けます。頑張りましょう。

▼高山俊吉(弁護士)
 前原国土交通大臣の談話に衝撃を受けた。「国鉄改革は大きな成果をもたらした。国鉄改革の完遂に全力を挙げる」と言っている。司法改革も本質は全く同じ。弁護士を権力の側に立たせる攻撃だ。闘う者がみんな手を結び合わなければならない時が来た。私たちは多数派です。この運動を闘う人々が結集するコアに。

▼葉山岳夫(弁護士)
 三池闘争の敗北で日本の労働運動が壊滅的な状況になった。三池ではその3年後に炭塵爆発事故が起きて500人近い労働者が殺された。国鉄分割・民営化も尼崎事故をひき起こした。新たな運動で、労働運動復権に向けた流れをつくろう。

▼鈴木達夫(弁護士)
 中曽根首相は国鉄分割・民営化で労働運動をつぶし改憲をやろうとした。それを1047名闘争と動労千葉が阻んできた。昔の話じゃない。今現在の問題だ。
この運動は、中曽根から始まった労働運動解体攻撃を逆転させる全国政治闘争だ。

▼ジャック・ヘイマン(ILWUローカル10執行委員)
 私は、1047名国鉄労働者の解雇撤回と、組合破壊の合理化に反対し運転保安を確保する闘いを継続する新たな全国運動に、心底から賛同します。亡くなられた中野さんが開始の時点から心を砕いてきたこの重大な階級闘争を生き返らせること以外に、彼を悼み敬意をはらう道はありません。国鉄労働者を守っていく動労千葉の闘いは同時に、日本帝国主義の軍事国家化の衝動と対決し、憲法の反民主主義的な改悪を阻止していく闘いです。貴方のけつぜとした努力の成功をお祈りします。
 連帯をこめて。

▼テッド・ルードウィック(元AMFAローカル33委員長)
 私たちは動労千葉の闘いの精神に称賛の声を送るとともに、民営化に反対する闘いを断固支持します。今はデルタ航空とされたノースウエスト航空は、その全ての航空機補修・整備業務をいくつかの孫請け会社に外注化しました。AMFA(米航空整備士労組)は444日の全国ストライキで、この暴挙に反対して立ち上がりました。そして、4400人の全てのAMFA組合員はその職を失い、ノースウエスト航空の組合は解体されました。しかし、彼らは決してその闘いの精神を失ってはいません。
 私たちは原職奪還をめざし、全世界の労働者を苦しめている新自由主義攻撃に引導を渡さんとする貴闘いを断固支持します。
 ありがとう動労千葉! 連帯を込めて。

▼私たちは、2009年2~3月に、希望退職・割増退職金を蹴って、全員が解雇を迎え撃ち、解雇撤回闘争を闘っています。「政治和解」 を拒否する国鉄労働者と心を一つに勝利の日まで闘います。(全国社会保険協会連合会労働組合)

▼ 「国家的不当労働行為」を認めるのは労働運動にとって自殺行為です。 (静岡県職)

▼解雇は絶対に許せない。(JAM神奈川ジェコー行田分会)

▼「解雇撤回!」こそすべての労働者の声だ! ともに闘わん!(群馬合同労組)

▼解雇撤回を貫く1047名に可能な支援は今後も続けます。頑張ります。(国労新潟駅連合分会)

▼こんなことで分割・民営化を終わらせなてはならない!(動労水戸)

▼解雇撤回闘争は労働組合の原則。(茨城県職)

▼不当労働行為を棚上げし、金銭で解決することなど納得できません。「和解」と言って闘いをやめることは、闘えなくなることは自分の首を絞めることです。動労千葉のように現場からの闘いを基礎に団結を強め固めていくことを期待しこの運動を応援します。(元高校教師)

▼「1047名解雇撤回」こそ、この社会で首切りや賃下げ、内定取り消しや教育破壊などに苦しめられている青年や学生の希望のスローガンだ!(学生)

6・13に続き九州で
「国鉄闘争の火を消すな!」
の闘い始まる
 6月27日、九州・小倉の商工貿易会館大ホールで開かれた「国鉄分割・民営化反対、1047名解雇撤回! 国鉄闘争の火を消すな! 6・27北九州集会」に参加しました。この集会は、6・13全国集会を皮切りにスタートした国鉄分割・民営化反対、1047名解雇撤回闘争支援の新たな全国運動を、九州の地で本格的にスタートさせる集会です。冒頭の6・13全国集会を記録したビデオの上映は、会場に熱気を持ち込むものでした。元九州国際大学学長の竹内良夫さんの「今日の集会を国鉄1047名解雇撤回の闘いを広めるスタートにしよう」という力強い開会あいさつ、全国呼びかけ人の手嶋浩一さんの「この闘いが新自由主義を押しとどめるものにしよう」というアピールに共感しました。

 宮村みつおさん、ス労自主西日本合同分会連合会、合同労組レイバーユニオン福岡はじめ地元北九州の闘う労働者の発言など、賛同人士や労働組合からの訴えも非常によかった。特に、「宇品のマツダで起こった忌まわしい事件の出発点は国鉄分割・民営化。青年労働者は国鉄闘争の火を消すことなく、解雇撤回闘争継続を支持・支援し、ともに闘う」との決意は、国鉄闘争が日本労働者の行く末を決める大きさを持つ闘いであることを改めて実感させるものでした。

 最大のハイライトは、やはり国労旭川闘争団の成田昭雄さん、小倉闘争団の羽廣憲さんの訴えでした。成田さんの「われわれに何も知らせない。口も出させない。一方的に和解が進められた」という国労本部と4者4団体指導部への怒りは当然です。「われわれは今後も団結して闘う。だから署名をしてしまった904名はこれで終わりというのではなく、今度は俺たちの応援団になってくれと言いたい」との訴えに固い決意を感じました。

 羽廣さんは、「国労指導部は何一つ闘いを組織してこなかった。今度はわれわれ自身が国鉄闘争の指導部になって闘う」「前原に『国鉄分割・民営化の完遂』などと言わせておいていいのか! 政府には絶対に謝罪をさせなければならない。国鉄闘争は自分だけの闘いではない。労働者の未来のかかった闘いです。国労闘争団6名が決起し、これが動労千葉と結びつき、どこまでも団結を求めて闘ったとき笑顔で勝利できる。そのために先頭に立って解雇撤回の旗を振り続ける」との発言は、本当に心洗われるものがありました。

 国労5・27臨大闘争弾圧被告団長の富田益行さんは、「12人の組合員で、ともに闘う国労の会を作ろうと呼びかけた。これが国労をJR資本と闘う組織につくりかえる核になる」と、闘う国労の旗を守りぬく決意を熱く語りました。「動労千葉がストライキで検修合理化を阻止したような闘いをやろう」「日本労働運動をつくりかえる闘いにしよう」「職場で闘いを組織することが応える道だ」との訴えは、まったく同感です。

 山田和広動労西日本副委員長の不当解雇は本当に許せません。休憩時間に職場の仲間に封筒に入れたビラを渡しただけで解雇。しかもJR西労組という労働組合が当局に売り渡した。「これは1047名解雇撤回闘争と非正規職撤廃の訴えが広がることを恐れたものだ」「労働組合を甦らせて菅民主党政権を打倒するために闘う」との訴えに共感を覚えました。

 九州の地でも全国運動が力強く始まりました。集会の訴えをわがものにし、職場や地域で賛同会員を組織するぞ。全国の仲間も頑張ろう。(S・H)


6月29日(火
朝、「団結」396-397号を読んで 三里塚のビデオを見ました
昼食は動労千葉物販のそば とろろ
チーズをはさんだハンペン
昼食後は「前進」の読み合わせ
今日の昼休みは、「前進」読み合わせの日。
飛び入り参加の人も含めて、11人、という大人数での読み合わせです。

その後の討論では、28日の未明に強行された三里塚の団結街道閉鎖の暴挙について怒り爆発!!
その前日、27日の三里塚の全国結集大闘争に参加した人も多いので、怒りはますますヒートアップ。
ものすごい盛り上がりです。

そして、話し合いは国鉄闘争全国運動をどう拡大していくか、という話題へ。
自分達の闘いとして、「支える会」を広げていくことが重要だ、ということ、具体的な目標などを話し合いました。
読み合わせ後に、ビワ採り
豊作なので、地域の人に差入れ
差入れの市販のビワ
本多さんから餃子のアンをもらいました


皮を買ってきて皆で餃子作り
夕食はアナゴちらし寿司 三里塚のジャガイモとアサリの煮物 鶏皮のセンベイ
そら豆
   「およそ国家事業とは思えない哀れな姿だ」
三里塚芝山連合空港反対同盟 のブログから転載
NAAはコソ泥か!!
姑息なやり方こそ不正義のあらわれ
―反対同盟は微動だにしない

 

  
 
  
 
 
洞口処分粉砕! 一日行動の記録
6月28日。経済学部教授会からの洞口さんへの呼び出しをみんなで迎え撃つ!6月28日洞口処分粉砕一日行動のまとめ動画です。
動労千葉を支援する会のホームページから転載
動労千葉は定期委員会を開催し、2010年春闘ー検修外注化阻止の闘いを中心とした今年前前半の闘いの
成果を確認し、組織拡大をはじめとした新たな方針を決定した。

 だ  ん   け  つ 2010年6月29日
№397
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
「星野さんは無実だ!」
東京高裁包囲デモに決起
 6月25日昼、「星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議」は、東京高裁に対する怒りのデモに決起した。無実の政治犯として35年も獄中に囚われている星野文昭同志の奪還を求めての霞が関デモは、画期的な闘いだ。この日午後から2日間行われる全国再審連絡会議の全国総会を前に、総会の最初の闘いとしてかちとられたデモだ。星野暁子さん、全国連絡会議共同代表の平良修さんを始め、全国各地から結集した星野さんを救う会、とり戻す会など120人が日比谷公園霞門に集まってデモを展開した。

 「星野さんは無実だ!」「東京高裁は再審を行え!」「獄中35年を打ち破ろう!」。宣伝カーを先頭に、全国連絡会議ののぼりや旗、プラカード、メッセージボードを掲げたデモ隊が、怒りのシュプレヒコールを上げて日比谷公園を出発、高裁横ではひときわ声を高めて、拳を裁判所に突きつけて弾劾のシュプレヒコールを繰り返した。「検察官は無実の証拠を出せ!」「星野さんへの連続懲罰弾劾!」「面会妨害を許さないぞ!」「自由な面会をかちとるぞ!」。

 獄中35年、71年沖縄返還協定批准を阻止するために闘い、不屈に闘い抜いているが故に、星野さんを無実と知りながら無期懲役を強い続ける国家権力に対する怒りがわき上がってくる。星野同志に対する攻撃は、今現に沖縄に新基地を押しつけようとしている攻撃と一体のものだ。これへの怒りは「辺野古新基地建設を阻止するぞ!」「沖縄とともに闘うぞ!」というシュプレヒコールとなって、日帝国家権力に突き刺さった。デモは霞が関を一周し、日比谷公園・郷土の森へ戻るまで、終始戦闘的に打ち抜かれた。

この日午前、星野文昭同志の家族と全国連絡会議は、東京高裁第11刑事部に対する申し入れ行動を行った。(TK)

6・28日未明、団結街道封鎖
の暴挙! 
大反撃戦に突入!
 6月28日、成田空港会社(NAA)はついに団結街道の封鎖を強行した。しかも人びとの寝静まった午前3時にこっそりと作業に着手するという卑劣極まりない手口だ。絶対に許すことはできない!

この日未明、天神峰の市東孝雄さんが物音に気づいて目覚め、外に出てみると、市東さん宅の敷地に立てられた監視やぐらから10㍍あまり先の地点で、団結街道の通行を鉄板と障害物で完全に遮断する工事が行われていた。ただちに反対同盟と現地支援の労働者・学生が結集し、この暴挙を徹底弾劾する闘いに立ち上がった。
 NAAと国家権力は、5・16集会と5・17の市東さんの爆発的決起から始まる反対同盟の闘いで街道封鎖策動を一度は完全に粉砕された。そして追いつめられた末に6・27全国結集大闘争の翌日未明、一切の告知をせず夜陰に乗じての不意打ちで行ってきたのだ。ガードマン、機動隊に守られながら作業員たちはこわばった表情で、容赦なく浴びせられる怒りの声に堪えきれない様子だ。鉄板のボルトを締め終わると、そそくさと逃げ出した。

 いわゆる迂回ルートをたどって南台の市東さんの畑にたどり着くと、団結街道はここでも完全に分厚い鉄板で遮断されており、すぐ脇にそびえ立っている現闘本部建物前に行くことすらできなくされている。さらに北側ではゴルフ場前の団結街道へつながる道の入り口が障害物と常駐する機動隊によって封鎖された。道としての機能は奪われ、畑仕事に通うためにはおそろしく遠い迂回を強いられるこの光景に、心からこみ上げる怒りを抑えることができない。

 午前9時半から反対同盟と労働者・学生の弾劾集会が封鎖現場の市東さん宅前で開かれた。北原鉱治事務局長は、封鎖強行への怒りを表明し、「今日から新たな闘いが始まった。われわれの正義を貫いて進もう」と奮起を促した。市東さんの経過説明に続き、萩原進事務局次長は、「こんなせっぱ詰まった無様なやり口に、追いつめられた敵のあせりが表れている。それが今日の事態だ。第3誘導路認可、現闘本部撤去、市東さんの農地強奪と続く一連の攻撃との闘いがこうして始まったのだ。いよいよこれからが反撃だ。7月1日の鈴木さんの一坪共有地裁判で記者会見を行い、法的にも重大な反撃を開始する。敵の暴挙には、必ずや廃港の2文字でこたえてやろう」と力強く訴えた。
 緊急事態の報を聞きつけて、動労千葉の後藤俊哉さん、群馬の青柳晃玄さん、杉並区議の北島邦彦さん、市東さんの農地取り上げに反対する会、全学連の学生らが続々と結集し、ともに闘った。

 反対同盟は怒りを胸にたたえながら、午後は農作業に戻り、いよいよ闘志を燃え立たせている。現地での攻防はこれから、第3誘導路認可・着工粉砕へとさらに白熱化する。反対同盟とのきずなをいよいよ固め、現地行動へ、援農へ、裁判支援へ駆けつけよう。7・1鈴木一坪裁判(午前9時半千葉地裁)、7・23現闘本部裁判控訴審(東京高裁)の傍聴に結集しよう!(TN)

6月28日(月
冷蔵庫、在庫一掃、夕食

 だ  ん   け  つ 2010年6月28日
№396
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
6・27三里塚、485人が
団結街道を制圧するデモを貫徹!
 6月27日、三里塚全国大結集闘争が三里塚芝山連合空港反対同盟の主催で開かれ、全国から485人の労農学人民が「団結街道閉鎖阻止、第3誘導路粉砕!」の気概に燃えて大結集した。今回初めて集会会場として使う東峰の畑は、反対同盟事務局次長の萩原進さんの所有で、現地攻防の焦点である天神峰・団結街道に一層近い場所だ。誘導路を走行するジェット機も間近に見える。演壇には反対同盟旗と、6月12日に亡くなった本部役員・鈴木幸司さんの遺影が掲げられた。この時期独特の曇り空のもとでの蒸し暑さの中で、正午に集会が始まった。最初に反対同盟全員が登壇して鈴木幸司さんへ1分間の黙祷を捧げた。

 北原鉱治事務局長が冒頭の発言に立ち、「敵は市東さんの生活と営農に欠かせない団結街道をつぶし、第3誘導路で家を空港内に囲い込もうとしている。絶対に許さない。生ある限り、みなさんとともに闘う」と宣言し、特に学生に向けて「自らの手にキャンパスを取り返せ!」と訴えた。
 完黙非転向で弾圧を打ち破って奪還された市東孝雄さんと萩原富夫さんが、ひときわ大きな拍手と歓声に迎えられて登壇した(写真上)。市東さんは獄中闘争への支援にお礼を表し、「取り調べでは検事が『黙秘は活動家がすることだ。農民がすることではない』などと分断をはかってきたが、すべてはねのけた。

 4月に沖縄県民大会に行き、そこで勇気をもらったことで今回このように立ち上がることができたと思う。これからもやるときはやります!」と力強く述べた。萩原富夫さんは、「市東さんと心を一つにして闘い、怒りを爆発させた。これからが決戦の本番です。いざとなったら全力で結集を!」と、呼びかけた。
 萩原進事務局次長が基調報告を行った。「われわれは現闘本部裁判で仮執行宣言を粉砕し、本部建物撤去から団結街道封鎖への5~6月の着工というもくろみを打ち砕く勝利をかちとった。3月集会で発した“反対同盟は火の玉となって闘う”という決意を市東さんは体現した」と今年の前半期を総括し、さらに「着工事態に対しては緊急現地闘争を組む。今ここで勝負し、勝利することが決定的だ。一人でも多くの人が駆けつけてほしい!」と、熱烈にアピールした。反対同盟顧問弁護団は葉山岳夫弁護士を先頭に、現地闘争と結合して裁判闘争を闘う姿勢を表し、団結街道の通行妨害禁止仮処分を申請することを明らかにした。婦人行動隊・鈴木加代子さんのカンパアピールに続き、動労千葉の滝口誠さんが、鈴木幸司さんの闘いを偲び、三里塚闘争と一体で解雇撤回を貫く国鉄全国運動を発展させる決意を表した。全学連の坂野陽平委員長代行は、自分が現地行動隊として闘ってつかんだ三里塚闘争の勝利性を踏まえ、教育民営化に対する闘いを法大を先頭に全国で推進する決意を明らかにした。
 全学連の坂野陽平委員長代行は、自分が現地行動隊として闘ってつかんだ三里塚闘争の勝利性を踏まえ、教育民営化に対する闘いを法大を先頭に全国で推進する決意を明らかにした。  

 集会の最後に鈴木謙太郎さんが、「父は86年の生涯のうち半分以上の44年間を反対闘争に捧げた。私は父の遺志を継いで、反対同盟として、農民として闘う」と述べた上で、反対同盟の闘争宣言を力強く読み上げた。  伊藤信晴さんの音頭で団結ガンバローを行い、ただちにデモに出発。市東さんの家の前から団結街道を北上し、現闘本部と市東さんの畑を左に見て、さらにその先のゴルフ場前まで「廃道化攻撃粉砕」の叫びを響かせながら進んだ。大量の機動隊は弾圧の機をうかがいながら、デモの熱気と迫力に圧倒され一切手出しできなかった。団結街道防衛の臨戦態勢を強め、三里塚から菅民主党・連合政権打倒へ攻め上ろう。(TN)
団結街道の封鎖徹底弾劾する!
今日の3時ごろ、団結街道の封鎖工事が強行された! ナンセンス! 27日の現地闘争の未明を狙っての大暴挙だ。NAAは、何の通告もなく、暗闇の中で、機動隊を動員し、コソ泥的に封鎖するしかなかった。この団結街道封鎖には何の正義性もない。市東孝雄さんはじめ反対同盟は、未明の暴挙に対し、怒りを爆発させながらも、闘魂はますます高めている。反対同盟、支援連、急遽、動労千葉、全学連、駆けつけた仲間と徹底弾劾集会を行い、怒りのこぶしを突き上げた。
    
フェンスで封鎖された団結街道(市東孝雄さん宅から数メートルの場所)  現闘本部まで封鎖されている
   
何が私有地だ! ナンセンス! 全学連現地行動隊はいまも最先頭で頑張っている!
三里塚芝山連合空港反対同盟 のブログから転載
団結街道の閉鎖始まる!!! 2010年6月28日 04:57
緊急結集を!!
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空港会社、明け方からコソコソ閉鎖に来る。市東さんの家の前は鉄板封鎖。現在、同盟、支援はゴルフ場前で対峙中。
ゴルフ場前でにらみ合い。団結街道内に同盟が陣取る。空港会社は困惑、機動隊動くに動けず。ルフ場前でにらみ合い。団結街道内に同盟が陣取る。空港会社は困惑、機動隊動くに動けず。
市東さんの畑脇のフェンス張りを粉砕。空港会社とガードマンを叩き出す。
「NAAはコソ泥か!反対同盟は微動だにしない追い詰められているのは、こんなやり方しかできない空港会社だ」意気軒昂と総括集会やり抜く。
「国策だ、公共事業だと言うなら、何でコソコソやるの?ますます闘志が湧いてきた」と市東さん。
   

 以下、↓ 「街」分会版
6・27三里塚全国結集大闘争に行ってきました。

団結街道閉鎖阻止!!に、三里塚は燃えています。
5月・6月と団結街道閉鎖を阻止し、第3誘導路の着工を阻止してきた勝利。
大勝利だ。
そして今、闘う時に入った。

市東さんの怒りもものすごい。獄中から発せられた「俺達の本気を思い知らせた」という言葉はほんとうに力強い。
集会中、「闘争宣言」が出された。

「飛ばしても屈しない」反対同盟と三里塚闘争。「闘えば必ず勝つ」と、亡くなられた鈴木幸司さんが言われていたそうだ。

「国鉄闘争の火を消すな」「新自由主義と闘う労働運動を」という全国大運動と共に、そして怒りに燃える沖縄闘争と共に、全世界の労働者階級の決起と連帯して闘おう!!
働く市東さん


 

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