日  誌
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 2009年日誌 2010年日誌
スケジュール

「国鉄闘争の火を消すな」
新たな全国運動を呼びかけます

伊藤 晃(日本近代史研究者)
入江史郎(スタンダード・ヴァキューム石油自主労働組合委員長)
宇都宮理(愛媛県職員労働組合委員長)
大野義文(元安芸労働基準監督署長)
大和田幸治(全国金属機械労働組合港合同事務局長)
北原鉱治(三里塚芝山連合空港反対同盟事務局長)
金 元重(韓国労働運動史研究家)
高 英男(全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部副委員長)
鈴木達夫(弁護士・法政大学弾圧裁判弁護団長)
高山俊吉(弁護士・憲法と人権の日弁連をめざす会代表)
中江昌夫(元国鉄動力車労組副委員長)
葉山岳夫(弁護士・動労千葉顧問弁護団長)
山本弘行(動労千葉を支援する会事務局長)
矢山有作(元衆議院議員)
全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部

呼びかけ文(PDF) テキスト 全国運動の要綱 
賛同用紙


6・13大集会ビラ(PDF6.46MB)

 支援する会がタブロイド判リーフを作成

PDF(1,4メガ

国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動要綱

一、名称は「国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動」とする。

一、目的と運動
  本会は、新自由主義攻撃への対抗軸となる新しい労働運動をつくりあげることを展望し、国鉄分割・民営化反対、1047名解雇撤回に向けた全国的な運動を呼びかけることを目的とする。
 ①本全国運動への賛同(団体・個人)運動を呼びかける。
 ②動労千葉争議団、解雇撤回を闘う国鉄労働者の生活と活動を支えるカンパ・基金を呼びかける(当面の目標を1億円とする)。
 ③動労千葉を支援する会、国鉄闘争支援運動の組織化を全国に呼びかける。
 ④鉄道運輸機構・JRとの闘い、物資販売運動等、解雇撤回に向けた動労千葉、国鉄労働者の闘いを支援する。
 ⑤会報を発行する。

一、呼びかけ人のもとに幹事会をつくる。幹事会は、呼びかけ人および動労千葉で構成し、全国運動の日常的方針を討議する。

一、支援カンパ・基金の送金先は事務局とする。 〒260-0017 千葉市中央区要町2-8 DC 会館内


郵便振替口座 00220 ー9ー140268 「国鉄闘争全国運動」
(郵便振替口座は5月17日以降に使用できるようになります)
中央労働金庫 千葉支店 普通6130237 「国鉄闘争全国運動 代表山本弘行」

一、事務局 事務局は動労千葉におく。
〒260-0017 千葉市中央区要町2-8 DC 会館内 
電話043-222-7207
      FAX043-224-7197 


5月27日(木
昨夜、夕食後に東京北部ユニオン
の全体会。
その間、距離を置いてにらみ合うリンタローとブーちゃん。ここは朝鮮半島では
ない! 万国の労働者は団結しよう!そして、犬・猫も団結しよう!
朝の掃除、3景
昼食は冷し中華 餃子 高菜チャーハン
ハマちゃんも食べます
ブーちゃんの首の周りの毛をカット 差し入れ
 夕食は豆腐チゲ ゴーヤー・チャンプルー 三里塚の小松菜の炒め
今日は、沖縄出身の労働者と話しをした。

沖縄に基地は要らない!!、と怒りをもってそう言っていた。
でも、だからといって、ヤマトにもっていけばいい、とも思っていないんですよ。
どうすればいいんですかね!
どうすれば!!

世界中から基地をなくしていくには、プロレタリア革命をやりぬくには
「一切のかぎは、資本の支配のもとで徹底した分断と競争にさらされている労働者が、この分断を打ち破って階級としてひとつに団結して立ち上がることにある。この団結の発展の中に、奪われてきた人間本来の共同性が生き生きとよみがえってくる。これこそが労働者階級のもつ本当の力である。社会を変革する真の力はここにある」
(綱領草案第5項)

ここにも一緒に闘える仲間がいる!
新たな全国大運動、発展させよう!!
労働学校の復習学習会
午後から、労働学校の復習学習会。
講師は労働学校に参加した3人、それぞれが、学校で学んだこと、感じたことを発表する。

今回は「賃労働と資本について(下)―労働運動の世界に革命を起こそう!」

参加した人の感想
・団結こそが労働者の武器だ、とわかった
・革命情勢が今、来ている、とわかった。
・資本家が労働者の団結を恐れている、ということがわかった。
・社会主義が手を伸ばせばぐいっとつかめるものとして私達に迫ってくる。そこをぐいっとつかもう!

労働運動の世界に革命を起こそう!
  動労千葉物資販売での労組回りを通して
先日、某高校へ物資販売のお願いに伺いました。偶然にも日の丸・君が代の不起立で闘っている先生が対応してくれました。先生は国鉄闘争の政治和解のニュースを聞いて『労働運動の心臓部がやられた!』と思ったそうです。

私は日頃闘っている先生だからこそ、国鉄闘争を労働運動の心臓部だと思っていらっしゃるんだと思い“心臓部はギリギリのところで守られた”ということを伝えたいと思って必死に話しました。

 「私は特別養護老人ホームで働く看護師をしています。介護保険が始まってから、介護が民営化され儲けの対象になりました。入居者の安全を守るならば、そこで働く労働者の安全が守られなければならないのに、現場はものすごい低賃金、労働強化、人員不足の中で労働者が生きていけなくなっています。そこを変えようと思って職場で組合を立ち上げました。」と自己紹介すると「あなたの話をもっと聞かせて欲しい」と会議室に案内され、お茶を出してくれました。

 「政治和解を巡って、政府は“動労千葉を排除した”と言っていますが、私は“排除した”んじゃなくて“和解の対象に入れられなかった”んだと思っています。なぜなら、解雇撤回・政治和解拒否で闘っている動労千葉を和解の対象に入れたら和解が成立しなくなりますよね。国鉄闘争の「和解」を通して、労働運動全体を解体したいと思っている政府は、動労千葉を和解の対象に入れることができなかったんです。この時点で勝っている。“排除”されてよかった!排除されたからこそ、動労千葉9名と原告6名の15名が闘いを継続すると宣言し、その周りで新たな闘争を作っていこうと大運動が展開されています。労働運動の心臓部を守ったと言うことは、私たちの日常的な労働運動も守られたと言うことで、これはすごいことなんです!」と言ったら先生が目を丸くさせて「そういうことだったんですかぁ!わかりました」と仰いました。

 そのあとで先生が「でもね、私は(904名の中には)いやいやながら調印した人もいると思うのね。だからその人たちが悪いんじゃなくて、その人たちをも巻き込んだ運動ができたらいいなあと思ってるの。君が代の予防訴訟も不起立した人だけを対象にはしていなくて、いやいやながらも立って歌うことを選択している先生もいる。立って歌うから悪いんじゃなくて、立って歌う人も巻き込んで運動を広げていきたいと思うんですよね」と仰いました。私もそうだと思うし、この間もそのように訴えてきました。しかし、ここで大切なことは“不起立を貫く人がいる”ということだと思った私はこう答えました。

 「私もそうだと思います。和解に調印したから悪いとか敵だとは思わないし、一緒に運動の中に巻き込んでいきたいと思っています。しかし、どうでしょうか。もし君が代でひとりも不起立する人がいなくなってしまったら。心の中ではみんながいやだと思っていても、一人も不起立を貫く人がいなくなってしまったら表面的には不起立者0(ゼロ)になってしまう。それでは、闘争の軸がなくなってしまいますよね。たった一人でも不起立を貫くことが闘いの軸になるんだと思います。その人がいるからこそ、周りで歌うことを選択した先生たちがその軸の元に集まって一緒に闘えるんだと思います。私が重要だと思うのは、政治和解に15名も拒否をしてその人たちが軸になっているということです。その軸をより大きなものにしていこうということで、6月13日の集会が開催されるんです。」と。

 そしたら、先生がさっきよりも元気な顔で「そうですね。すごく良くわかりました。」と仰って賛同用紙に名前を書いて下さり、公表“可”に丸をして、チケットを2枚購入してくださいました。

 帰り際に先生が「今は経済の軸がおかしくなっていると思うんです。新自由主義なんていう言葉がわかりづらくさせている。新経済主義とかに名前を変えたらわかりやすいと思いませんか?」と仰るので、私は「誰にとっての自由か、ということだと思うんですね。国鉄が民営化させてから、どんどん規制緩和されて、非正規雇用が膨大に生み出され、労働者が生きられなりました。つまり、資本家にとっての自由。これが新自由主義社会の本質だと思います。そういう社会を一緒に変えていきましょう」というと「なるほど~!!」と、手を叩いて納得され、とてもスッキリした表情を見せてくださいました。

物販回りをしていると本当にいろいろな方に出逢いますが、今回の先生のような方は初めてでした。でもこうして時間をとって話すことができたら必ずこちらの真意は伝わると思います。なぜなら労働者は必ず立ち上がる存在だからです。

これからも物販を通して多くの労組に出向き、国鉄闘争の火を消さないどころか炎にする陣形をつくっていきたいです。
本日のビラ
3・14法大弾圧を許さない法大生の会のブログから転載

●不当処分を撤回しよう!
みなさん。来る5月28日(金)に法政大学文化連盟は総長室に向かってのデモを行います。すべてのみなさんの参加を呼びかけます。

この5・28デモは第一に、不当処分撤回を勝ち取るための闘いです。処分がおかしいと思った学生は全員集まろう!
法政大学・増田総長と教授会は今年3月23日に文化連盟委員長の齋藤郁真君(法2)に対して「退学」、同月17日には倉岡雅美さん(人環3)に対して「停学一年」の処分を下しました。

「処分理由」は「入試期間に拡声器で演説をした」「2009年4月24日にキャンパスで集会を開いた」というものですが、これらはためにする論理以外の何ものでもありません。彼らは「法政大学による管理強化に反対する活動を続けた」ということをもって不当に処分されたのです。

「入試期間の演説」はそもそも試験が始まる前の時間であり、4月24日は大学のあり方に対しておかしいと訴える集会を勝手に「業務妨害」とでっち上げただけにすぎません。そもそも4月24日の集会には1000人を超える学生が集まったのです。これらの正義性・正当性は明らかであり、処分は不当と言わざるを得ません。

しかも人間環境学部の教授・長峰は倉岡さんに対して「こんなこと(処分)やりたくてやっているんじゃない。上(理事会)に言われて仕方なくやっているんだ」などと言っています。まさに教授会は理事会・増田総長の傀儡と化しており、闘う学生を処分する先兵となっているということです。こうした理事会・教授会にいま次々と怒りのメッセージが寄せられてます。
5・28デモで増田総長・教授会に対して「不当処分撤回」の怒りの声をあげよう!

●文化連盟に結集すれば勝てる!
5・28デモは第二に、文化連盟に結集しようと呼びかける闘いです。全学生は文化連盟の旗の下で闘おう!
この日は「一人の仲間も見捨てない。これ以上の大学の暴挙は絶対に許さない。」と訴えて文化連盟が決起し、キャンパスで集会を打ち抜いた2008年5月から2周年にあたります。文化連盟は団結を守り抜き、全学生の利害をかけて今も闘い続けています。

一方で今やCSK(サークル支援機構=法大当局の御用団体)の本性も完全に明らかとなっています。CSKはサークルの部室要求を「わがまま」などと言ってサークルへの敵対を深めています。挙げ句の果てには「我々は主体を持てない組織」などと開き直り、自警団結成を呼びかけるなど法政大学・増田総長の先兵となって学生を弾圧する側に回っているのです。

逆に「不当処分撤回」を掲げた文化連盟は、4・23法大解放総決起集会を始め新入生とも合流しつつキャンパスを解放する闘いに次々と立ち上がっており、学生の持っている無限の可能性であり「闘えば勝てる!」ということを示し続けています。処分で学生から主体性を奪う増田総長やCSKとは真逆の、実に展望に満ちた姿がここにはあります。

だからこそみなさん。文化連盟の呼びかける5・28デモに集まろう! この文化連盟のもとでこそ、自由で主体的な学生本来のあり方を取り戻すことが出来ます。
文化連盟に結集したら勝てる! 共に闘おう!

●全ての基地を撤去しよう!鳩山政権打倒しよう!
5・28デモは第三に、大学を変え社会を変えようと訴える闘いです。今こそ学生は反戦闘争に立ち上がろう!
鳩山政権は沖縄・辺野古にあくまで基地を押しつけようとして28日に日米共同声明を発しようとしています。
これに対して23日、沖縄県庁前では鳩山訪沖弾劾の激しい闘いが叩き付けられ、28日にも県庁前と名護市での闘いが呼びかけられています。こうした沖縄の闘いと団結するものとして5・28デモは闘われるのです。

私たち学生の敵は増田総長であり、資本・国家権力そのものです。戦争のための基地をあくまで建設しようとしている鳩山政権と、学生を処分し従わせようとする増田総長とは根っこの部分で完全に同じものです。

何よりも訴えたいことは、学生にこそ世界を変える力があるということです。「処分撤回」も「基地撤去」も、単純な損得を超えた人間らしいラジカルな闘いであり、この闘いの中に次の社会を創っていく展望があると思います。
5・28デモで基地を撤去し、鳩山政権を打倒しよう!
今まさに始まろうとしている朝鮮への侵略戦争を阻止しよう!

元気に出廷した市東さんを激励 2010年5月27日 00:07
(反対同盟ブログ)から転載
.退廷乱発の裁判長に弾劾の嵐―勾留理由をとことん追及
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 だ  ん   け  つ 2010年5月27日
№367
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
5・23全関西狭山集会で
八尾北労組が総反撃を宣言
 5月23日、八尾市で狭山闘争勝利と「八尾北明け渡しを絶対に許さない」を掲げた全関西総決起集会が開かれた。暴風雨を突いて結集した260人の労働者、学生、住民で会場は埋めつくされた。誰の目にも鮮明になったのは、3・31売却攻撃を突きぬけた八尾北労組が、労働組合として力強く成長し、登場したことだ。追いつめられた田中市長は、自治体労働者の大合流に恐怖し、「5月31日までに八尾北を明け渡せ」と通告してきた。差別分断をうち破って階級的団結の砦となってきた八尾北労組解体破壊の大攻撃だ。

 藤木好枝委員長が基調で「6・13新たな国鉄大運動巻き起こし、八尾北明け渡し攻撃をうち破ろう。労働者が勝利する情勢が切り拓かれている。八尾市800事業民営化と闘う自治体労働者の決起をつくり出そう。石川一雄さんと連帯し、国鉄-沖縄闘争の闘いと一体で、狭山闘争の勝利を切りひらこう」と提起した。

 圧巻は八尾北労組の総決起、登壇だ。30年以上闘ってきた労働者から5月に就職したばかりの組合員まで、全組合員が発言に立った。「八尾市は八尾北を売り飛ばし、金に換えることしか考えていない。全国で闘う力を一つにし、団結を強めれば必ず勝利が見えてくる。団結の力を信じて闘う」「八尾北は命と健康を守る砦、私たち労組と全国の労働組合の砦だ」「嵐を八尾市全土に吹き込み、組合を甦らせよう」「国鉄を軸とした労働運動の中で八尾北決戦を闘う」「団結して八尾北をつぶさせない」と。灰垣美佐子書記長が「八尾北労組は小さい組合だが、自分たちの力で敵の攻撃をうち破って未来を切り拓いてきた。労働者にはその力がある。全国の労働運動を私たちの力でぬりかえ、6・13から国鉄-沖縄-八尾北一体で闘いぬこう」と決意表明を締めくくると、参加者は万雷の拍手で応えた。労組でも地域でも、青年が画期的な結集を開始し、青年労組執行委員が団結頑張ろうの音頭をとった。

 6・13大運動へ、八尾北明け渡し粉砕へ、嵐のような総決起が始まった。階級的団結の拡大で必ず勝つ。これが私たちの戦闘宣言だ。(八尾北医療センター労組・A)

英航空労働者が
5日間ストライキに突入!
 英航空・ブリティッシュエアウェイズBAの客室乗務員労組は、前回のストライキの後の1ヶ月間の屈辱的交渉を断固決裂させ、再び5月24日深夜からストライキに突入した。今回は今後3回やる「5日間スト」の第1回目だ。怒りの決起は、短距離線の5割、長距離線の4割を運休にたたき込んでいる(写真はストに決起して組合の2階建てバスでピケットに向かう労働者たち。バスの側面には会社名をもじってBRUTISH(むごい)AIRWAYSと大書きしている)。

 ストに決起した労働者は「職場では四六時中恐怖支配が行われている。何か文句を言えばすぐ停職。もはやストライキでもやらなかったらBAで働くことなんかできない」「あらゆるメディアがわれわれを高給取りだと書き立てているが、われわれは年2万ポンド(260万円)ももらっていない。仕事もみんなが思っているよりはるかにきついんだ」と怒りをぶちまけている。まさにかつての国鉄分割・民営化とまったく同じ労組破壊攻撃が行われているのだ。

 BA資本はあからさまな労組破壊の意志を示して、組合との合意もないのに客室乗務員の数を削り、より安く、権利を奪って新たに非正規職労働者を導入しようとしている。今回のストに対してもBAは裁判所に差し止め請求をし、いったんはスト禁止決定が出されたが、現場の怒りは決定を高裁でひっくり返した。(写真は5月20日、裁判所前で勝利の歓声を上げる客室乗務員。プラカードには反労組的な法律をぶっ壊せ!とある)。

 さらに5月22日、スト直前に体制内指導部が妥協に走ろうとした交渉が反対派の抗議行動で実力で粉砕され、スト突入を実現した。

 何よりも決定的なことは、現場労働者がこの攻撃を単なる労働条件の悪化ではなく、首切り労組破壊攻撃だと見抜いて、ストライキを条件交渉の道具にしようとした体制内指導部をぶっ飛ばし、自己解放的なストライキに決起したことにある。イギリス全体の注目を集めて闘われているBA客室乗務員の闘いは、まさにイギリス労働者階級全体の闘う団結の利害をかけた大決戦であり、いま日本で闘われている新たな国鉄闘争の大運動と一体の闘いだ。BA労働者は第1波を打ち抜いて、第2波5月30日、第3波6月5日の「5日間スト」に決起しようとしている。共に闘おう!(SG)
「ソウル・ワーカーズ・カフェ」やってます!
 
時間がある限り、「街」の店前でオープン。色んな人が熱い思いを語り・飲んで・食べていきます。是非、寄って下さい。
浸水被害を防ぐための工事だって?!  これは東京都による、住民に対する 洪水攻撃だ!

5月26日(水
6・13ビラ折り
昼食は豚とじ丼 リッちゃんの糠漬け
イカの沖漬け 豆腐とナメコの味噌汁
1時から、労働学校の復習講座 「賃労働と資本について(下)―労働運動の世界に革命を起こそう!」
 講師は参加者が分担  夕食はシーフード・カレー
アサリと新ジャガのコンソメ煮 ↑ 大根サラダ ↑

 だ  ん   け  つ 2010年5月26日
№366
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

東北石けん労組が地労委
1日行動打ち抜く
 5月20日、東北石けん労働組合は解雇撤回の旗を高く掲げて地労委1日行動を打ち抜きました。この日午後12時半、当該と支援の仲間たち11人が名取市愛島台の新工場門前に登場し、解雇撤回の怒りの弾劾を資本にたたきつけました。折しも国鉄1047名闘争解体策動が強行される中、東北石けん闘争が第2次国鉄決戦勝利の闘いと一体であることを門前で明らかにしました。新しい国鉄闘争の大運動を作り出し、労働運動の歴史を塗り替える闘いに挑戦しよう! ここにこそ東北石けん闘争勝利の路線があります。

 門前ではまた、沖縄の全島で島ぐるみの米軍基地撤去闘争が爆発している中、5・15闘争に参加してきた仲間が、沖縄の心は「米軍基地撤去・安保粉砕」だ、国鉄決戦と沖縄決戦が結合した、今こそ鳩山政権を打ち倒し70年闘争を超える大決戦に起ち上がろうとアピール。6・13集会へ総決起することを全員が宣言しました。

 門前から仙台市役所前へ移動して、新たに加わった仲間も加わって一緒に大街宣をやり抜きました。街頭での注目は抜群。「1047名解雇撤回!」をメインにしたビラの受け取りも良好でした。

 そして午後5時から、県庁17階で地労委の調査の闘争が闘われました。さらに人数を増した支援と当該が、審問廷を怒りで制圧。今回は、公益委員が渡辺から菅原道隆に変更となり、まず当該が、この間地労委の予定がくるくる変わっている経過を明らかにしろと徹底追及。何とかはぐらかそうとする菅原の逃げを許さず、事務方に経緯説明をさせるところまで追い込みました。調査では、東北石けん・佐藤吉範が、工場と自宅のあった自分名義の土地を更地にして新しく2軒のマンションを建設していたことが明らかになりました。「従業員全員を解雇してマンション経営か!」と、どこまでも強欲な資本家の姿に全員が怒りの弾劾をたたきつけました。

 今回の調査では、前回提出していた2名の追加証人に関して、畑文雄の側近で東北石けんに足しげく通い、今回の新工場別会社の不当労働行為の実行犯でもある佐藤部長の証人尋問が次回に行われることが決定されました(もうひとりに関しては却下)。

 次回の審問は7月13日。攻防は頂点を迎えています。不当労働行為を満天下に明らかにし、畑と佐藤を徹底的に追い詰めていくことを全体で確認して、延べ30人の参加で1日行動を終えました。(東北石けん労働組合・H)

市東さん即時奪還へ、
勾留理由開示公判に100人が結集
 5月25日、市東孝雄さんの勾留理由開示公判の日を迎えた。三里塚反対同盟の市東さんは、5月17日に天神峰の自宅の真ん前に設置された空港会社(NAA)の看板に対し、心底からの怒りを爆発させて弾劾・追及の闘いに立ち上がったことで、器物損壊の罪名を着せられて逮捕された。これに強く抗議した現闘のAさんも公務執行妨害で逮捕された。即時奪還の決意と不当弾圧への怒りに燃えて、反対同盟を先頭に100人に迫る労働者、農民、学生、市民がこの日午後、千葉地裁に結集した。ところが傍聴席はたったの18席! しかも東京地裁の裁判で駆り出される暴力職員がここ千葉地裁にまで派遣されて、最初から弾圧・排除の態勢が敷かれている。

 午後2時に開廷。市東さんとAさんは元気な顔を見せてくれた。全学連副委員長の倉岡雅美さんが、「不当な勾留弾劾! 市東さんを釈放せよ!」と心からの叫びを上げた。これに対し、遠藤圭一郎裁判官は即座に退廷命令を発し、倉岡さんを法廷から暴力的に排除した。

 葉山岳夫弁護士を先頭に顧問弁護団が徹底的に追及し釈明を求めた。市東さんに「逃亡のおそれがある」というのが勾留の理由だが、空港に反対し天神峰で農地を守り耕し続けると宣言している市東さんがどうして「逃亡」などするものか。NAAの看板の内容は、団結街道を通行禁止にし迂回を強制して市東さんの営農を著しく妨害する不当なものではないのか。このような看板をNAAが勝手に設置すること自体が道路交通法違反である。だからこそ成田警察署はこの看板を3カ所すべて回収し持ち去ったのではないのか。そもそも裁判官は44年も続いている三里塚闘争を正しく認識しているのか。

 核心を鋭く突いた質問に追いつめられながら、遠藤裁判長は一切の応答を拒絶することに終始した。2人の人間の自由を奪っておきながら理由すら明らかにしない、その態度は何だ! 絶対に許すことはできない! やむにやまれず抗議の声を上げた傍聴者に対し、遠藤は次々と退廷命令を乱発。萩原進事務局次長、婦人行動隊の鈴木加代子さん、太郎良陽一さんの3人を含む計6人が退廷させられた。弁護団は暴力的訴訟指揮を徹底的に弾劾しつつ、2時間を超える追及をとことんやりぬいて、遠藤が音を上げる寸前まで追いつめた。

 閉廷後、全員が裁判所裏手に移動し、成田警察署に送り返される市東さんの乗った車両を取り囲んで見送り、大きな声援・激励を送った(写真)。

 その場で総括集会が持たれ、弁護団が法廷の状況を再現し裁判官を全面的に批判した。北原鉱治事務局長は憤りをあらわにして、「退廷命令を出すだけで、質問には一切答えない。こんな裁判官がいるのかとあきれた! われわれは闘う以外にない」と弾劾した。萩原進事務局次長は、「5・16集会で反対同盟は火の玉となって闘うと宣言し、市東さんはそれを実践している。成田市は焦りに駆られて、異常な早さで団結街道廃道化へ向けてNAAへの売却手続きを進めている。われわれも連日の闘いは厳しいが、もう一段闘いを前に進めて勝利を切り開こう」と訴えた。最後に鈴木謙太郎さんの音頭で団結ガンバローを三唱し、弾圧との白熱した攻防に勝ちぬき、市東さん、Aさん、そして前日逮捕された萩原富夫さんを一刻も早く取り戻すことを誓い合った。(TN)

5月25日(火
動労千葉物販の日です。


午前組、出発
 昼食は動労千葉物販のそば
午前組が戻ってきて昼食 動労千葉が動労千葉物販を食べます


 午後組、物販セットを用意して


物販は

「攻めの1047名解雇撤回闘争」

出発します

 午後3時から交流会 骨付きソーセージ 豚の軟骨煮
マグロ漬け 姫キューリ
ウナギちらし寿司
 滅多に参加しない理事も参加 3時から酒は…嬉しい!
 
今日は動労千葉の組合員の人と一緒に近所の労組まわり。

一緒にまわった感想。
・よ~し、物販がんばろう!!と力が入った!
・訪ねた先で、「この人たちを革命の仲間にしていくんだな」、と実感した。
まだまだそれには壁があるし、距離がある。がんばろう!!

今年は、近所の労組をすでに何回もまわっているので、どこの職場は、何時ごろがいい、とつかんでいた。
顔見知りの労働者にも会うことができた。

特に、公立の保育園(3ヶ所まわった)は、どこにも民営化の攻撃がかけられていて、そこで働く労働者(区職労)は、国鉄分割・民営化の話は他人事ではない。
熱心に聴いてくれる労働者が多かった。
そこへ、動労千葉の組合員本人がアピールするので、ものすごく、リアルだし、わかりやすい。
「これは、国鉄だけの問題じゃないんです。全労働者に掛けられている問題。だから、新たな全国運動をスタートさせたんです」

どこの職場も、また訪ねていくことを、快く受け入れてくれている。

数年がかりの大運動。まだ、始まったばかりだ!!本当の大運動にしていくぞ!!
処分撤回! 基地撤去! 5・28デモへ!
3・14法大弾圧を許さない法大生の会のブログから転載
法大生のみなさん!!

 来たる28日(金)昼休み、文化連盟の呼びかけで、今年度第二弾となる総長室デモを開催します!
 題して「文化連盟決起2周年―学生は今こそ声をあげよう! 処分撤回・基地撤去・鳩山政権打倒! 5・28法大デモ」!!
 「大学に抗議したら処分」という前代未聞の暴挙に対し、法大生の自由と誇りをかけて一緒に処分撤回の声をあげましょう! 沖縄への米軍基地建設に断固「NO!」を叩きつけましょう!

 そして、全国の労働者・学生の敵=鳩山政権打倒に向けて、ともに行動を開始しましょう!
 ●文連決起とは?
 文化連盟は1959年の創立以来、法大の文化系サークルが加盟する学生自治組織として、サークルの公認や予算を自主決定し、学生の自由を守り続けてきました。
 ところが、法大当局は2007年より突如として、文化連盟などが加盟する自治組織「学友会」の廃止を一方的に決定し、全サークルから公認権・予算配分権を奪いました。これに先立ち、04年には200以上のサークルボックスを備えた「学生会館」の取り壊し、06年には立て看板・ビラまきの禁止、またそれに抗議した学生29名を警察に通報して逮捕させるという暴挙を働きました。
 これに対し、今からちょうど二年前の2008年5月20日、齋藤郁真委員長の率いる文化連盟は、法大当局の横暴に抗議する初の学内集会を開催しました。

 「突然消えた学生ホール、誰も望んでいないキャンパス整備、60個を超える監視カメラに目つきの悪いジャージ姿の職員の徘徊、日々繰り返される人権侵害と横暴。外堀校舎の駐輪場はなぜ有料なんだ?どうしてキャンパスで演説するのに許可がいるのだ?
 文化連盟は一人も見捨てない、これ以上の大学の暴挙は絶対に許さない。
 不満を抱いている人は一緒に声をあげましょう、我々が守ります。この大学の汚辱にまみれた恥ずべき姿を目の当たりにして今一度考えてください。これが自分の母校なのかと。そして頭に来たら一緒に声を出しましょう」(08年5月20日文化連盟緊急アピールより

 あれから2年―。大義を貫いた文化連盟は健在であり、今なお3万法大生の自由と権利を代表して元気に闘っています!
 一方、解散された学友会の代わりに作られたのが、当局の言うことに無条件に従う御用団体=CSK(サークル支援機構)でした。それ以来、CSKが大学の言うことを鵜呑みにしてきたせいで、学生の自由や自己決定権はことごとく奪われてきました。

 この2年間、CSKの幹部は「法大は他大学に比べれば自由がある」「大学の言う事を聞いていればサークルの自由は守れる」などと言いながら、学祭への規制、新歓祭の短縮、飲酒規制、学生ホールの消滅、監視カメラ増設等々…すべて当局の言われるままにペコペコと従い、学生の利益になることなど何一つやりませんでした。ボックスの不足について不満を漏らす学生のことを「わがまま」呼ばわりし、学生を取り締まるための「自警団」まで作ろうとしている始末です!

 果たして、私たち学生は、大学当局の決めたことに従わされるだけの存在なのでしょうか!? 大学の現状を変えたいと思うのは「わがまま」なのでしょうか!?

 否! 学生こそ大学の主人公であり、これからの社会を創っていく主体です! その私たち学生が自由を奪われ、高い学費をとられるだけでサークル活動もままならず、その一方で大学の理事会だけが巨額の利益をフトコロにせしめて恥じないとすれば、そんな大学のあり方は学生の手で変革していくのが当然です!

 「法大に自由を取り戻せ!」5・28デモでともに声をあげましょう! 今や文化連盟とCSK、どちらが正しく、どちらが学生の利益を代表しているのかは明らかです。文化連盟に結集してともに立ち上がりましょう!

●基地建設を許すな!鳩山を打倒しよう!

 今、沖縄をめぐって激しく情勢が動いています! 昨日、鳩山は再び沖縄を訪問し、ついに「名護市辺野古に新たな基地をつくる」と明言しました! あれほど沖縄の人々が反対しているにもかかわらず、「海兵隊を含む抑止力を低下させるわけにはいかない」などと主張して基地建設を強行しようというのです! 本当に許せない!

 何が抑止力か! 沖縄海兵隊が生粋の侵略部隊であることは歴史の事実が示している。いやそれどころか、現に今もイラク・アフガンで大量虐殺の侵略戦争の主力を担っているのは、沖縄の海兵隊ではないか! こんな侵略軍隊の常駐用の「新基地」が、いったい何に使われるのかは明白です。こんな侵略戦争のための基地建設には何の正義もありません!

 28日には、この基地建設のための日米共同声明が発表されようとしています。私たちは、28日の法大デモのスローガンに、処分撤回・基地撤去・鳩山打倒を掲げます! 沖縄から巻き起こる怒りの声と一つにつながり、一緒に声をあげましょう! 学生の力で大学を変え、社会を変えましょう! 5・28デモにぜひ集まってください!

処分撤回! 基地撤去! 鳩山政権打倒!
文連決起2周年5・28総長室デモ

 ▼5月28日(金)
  12:40 集会
  13:00 総長室に向かってデモ出発
  13:25 キャンパスに到着
 ▼法政大学市ヶ谷キャンパス正門前集合
三里塚・団結街道廃道化阻止! 市東さん不当逮捕弾劾!
 本日、団結街道の廃道化のための「公聴会」粉砕の緊急闘争が闘われています。


 写真は市東さん宅のヤグラ上で、団結街道廃道阻止にむけてにらみをきかす全学連戦士。本日、公聴会粉砕デモで反対同盟員1人がさらに不当逮捕されました。
ナンセンス!!


 市東さんらをただちに奪還しよう!!
 団結街道廃道化を阻止し、三里塚闘争に勝利しよう!!

 だ  ん   け  つ 2010年5月25日
№365
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
公聴会粉砕デモ、反対同盟への
相次ぐ不当逮捕に怒り爆発!
    
 5月24日、三里塚芝山連合空港反対同盟の呼びかけによる、「第3誘導路」公聴会を粉砕する実力デモが、不当弾圧をのりこえて大爆発した。祖父の代から受け継いだ農地を耕し続ける市東孝雄さんを三里塚から追い出すこと、それだけが目的の「第3誘導路」と「団結街道廃道化」を、絶対に許さない! しかも当事者中の当事者である市東さんを逮捕し留置場に閉じこめて行われる公聴会など、われわれの怒りで粉みじんに打ち砕く以外にない。午後2時、雨の降る中を東峰の開拓組合道路に、反対同盟を先頭に115人の労働者・農民・学生・市民が続々と結集した。

冒頭に北原鉱治事務局長がマイクを握り、「いわれなき罪名を着せられた市東孝雄さんは今日も獄中で闘っている。“自分は元気だから、みなさんがんばってくれ”という彼の必死の叫びを受けとめなくてはだめだ。公聴会は市町村長が勝手にやっているもので、当地の本当の住民・当事者は全然いない。沖縄県民の基地撤去を求める怒りと、われわれの怒りは共通だ。三里塚の勝利なくして日本の未来はない。公聴会粉砕のデモに立とう!」と、いつになく激しい口調で訴えた。

 続いて動労千葉の長田敏之書記長が市東さん逮捕を徹底弾劾し、政治解決路線を乗り越えて1047名闘争の新たな全国運動を開始する6・13集会への代結集をアピールした。団結ガンバローを三唱し、参加者はその場からただちに車で移動し、公聴会会場の成田国際文化会館建物を間近に見下ろす根子名川沿いの土手に再結集した。

 反対同盟の宣伝カーが大音量でのアピールを市街に鳴り響かせる中、会場に迫るデモ行進に出発した。機動隊はいつになく極端に居丈高で、指揮官車から強圧的な警告をひっきりなしにわめき、デモ隊への暴力的な弾圧を繰り返してきた。特にデモの先頭に立っていた萩原富夫さんと鈴木謙太郎さんに対し、威嚇と規制を集中してきた(写真上)。そしてすでにデモコースの終わり近くになって、機動隊は萩原富夫さんに突如一斉に襲いかかり、暴力的に連行し、数人がかりで地面に組み伏せ、手錠をかけて逮捕するという暴挙に及んだ! デモ隊の怒りが爆発し、全員が不当な弾圧・規制と激しく衝突しながら抗議をたたきつけ、再び出発地点の土手に到着する周回デモを貫徹したが、怒りは高まるばかりだ。

 北原事務局長が再びマイクをとり、「すばらしいデモ行進であった。萩原富夫さんが遺憾ながら不当逮捕された。やはりここまできたら、とことん闘う以外にない」と、鮮明な決意を表し、全員の気持ちを一つにした。続いて萩原進事務局次長は、「市東さんは“俺たちが本気であることを知らしめた。自分もがんばるから外の人もがんばってくれ”と、獄中からアピールしている。自分はやるべき闘いをやった、そしてまたやるという決意で、外の人の決起を強く促している。非常に確信に満ちた叫びだ。これを正面から受けとめて、反対同盟はこの5月~6月をとことん闘いぬく。明日の市東さんの勾留理由開示公判に全力で結集を!」と訴え、この日の闘いを締めくくった。

 25日(火)午後2時に千葉地裁に結集し、三里塚実力闘争の真骨頂を体現した市東さんと勾留理由開示公判で大合流を果たそう(午後3時開廷)。市東さんを熱く激励し、今こそ市東さんの闘魂を共有し立ち上がろう!〔25日午前に予定されていた二つの農地裁判は、検察側が不当にも市東さんの出廷を認めなかったため、中止・期日変更となった〕(TN)

東日本解放共闘が
5・23狭山集会で
6・13へ大号令
 5月23日、東京・全水道会館で東日本解放共闘会議が狭山集会を行った。「国鉄闘争の火を消すな! 6・13大運動へ真一文字に突き進もう!」――部落解放同盟全国連杉並支部の田中れい子支部長が一段と力強く訴えた。「47年前(1963年)の5・23石川一雄さん不当逮捕は、60年安保と国鉄闘争の高揚に対する反動として労働者階級に打ち込まれた分断・団結破壊のくさびだ。5・23が狭山闘争の原点だ。3者協議路線による狭山闘争解体攻撃と対決して、安保・沖縄、国鉄決戦と結合して狭山闘争の歴史的勝利を切り開こう。鳩山政権打倒、狭山闘争勝利へ」。鮮明な基調提起に、関東各地から結集した120人の労働者・学生らが圧倒的な拍手で応えた。

 基調に先立つ全国労組交流センター・辻川慎一事務局長の主催者あいさつで、大恐慌下での部落解放闘争の核心が示された。「資本家あっての部落解放運動などない。新自由主義による民営化絶対反対で闘ってきた動労千葉を選択するのか否定するかが分かれ道だ。部落解放運動を歪め、労働者階級の中に分断を持ち込もうとするのが全国連中央だ」。

 新自由主義―道州制攻撃と闘い団結を拡大してきた西郡住宅闘争の意義があらためて明らかになった。西郡支部とともに全国連中央の処分攻撃を粉砕して集会に登場した杉並支部と品川支部の意気は高まるばかりだ。「責任勢力として組織拡大に着手する」(品川支部)、「動労千葉物販に取り組む」(杉並支部)という意欲に満ちた決意は自信と解放感に満ちていた。

 3支部の決起のもとで青年労働者が狭山闘争に立とうとしている。狭山現地調査に取り組んだ西部ユニオンの青年労働者が、差別裁判への怒りを込めて闘う決意を表明した。解放共闘独自で5・23集会をかちとって3年目に切り開いた地平だ。

 集会の冒頭、激突が開始された三里塚から「今こそ労農同盟の真価を発揮するとき」と現地闘争本部の緊急アピールが発せられた。不当逮捕された市東孝雄さんの農民魂の爆発に応え、24、25日の連続闘争へ決起し、6・13大運動への3000人結集へ残り3週間、死力を尽くすことを誓い合った。(TK)

 

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