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スケジュール

「国鉄闘争の火を消すな」
新たな全国運動を呼びかけます

伊藤 晃(日本近代史研究者) 入江史郎(スタンダード・ヴァキューム石油自主労働組合委員長)
宇都宮理(愛媛県職員労働組合委員長)
大野義文(元安芸労働基準監督署長)
大和田幸治(全国金属機械労働組合港合同事務局長)
北原鉱治(三里塚芝山連合空港反対同盟事務局長)
金 元重(韓国労働運動史研究家)
高 英男
(全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部副委員長)
鈴木達夫(弁護士・法政大学弾圧裁判弁護団長)
高山俊吉(弁護士・憲法と人権の日弁連をめざす会代表)
中江昌夫(元国鉄動力車労組副委員長)
葉山岳夫(弁護士・動労千葉顧問弁護団長)
山本弘行(動労千葉を支援する会事務局長)
矢山有作(元衆議院議員)
全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部

呼びかけ文(PDF) テキスト 全国運動の要綱


国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動要綱

一、名称は「国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動」とする。

一、目的と運動
  本会は、新自由主義攻撃への対抗軸となる新しい労働運動をつくりあげることを展望し、国鉄分割・民営化反対、1047名解雇撤回に向けた全国的な運動を呼びかけることを目的とする。
 ①本全国運動への賛同(団体・個人)運動を呼びかける。
 ②動労千葉争議団、解雇撤回を闘う国鉄労働者の生活と活動を支えるカンパ・基金を呼びかける(当面の目標を1億円とする)。
 ③動労千葉を支援する会、国鉄闘争支援運動の組織化を全国に呼びかける。
 ④鉄道運輸機構・JRとの闘い、物資販売運動等、解雇撤回に向けた動労千葉、国鉄労働者の闘いを支援する。
 ⑤会報を発行する。

一、呼びかけ人のもとに幹事会をつくる。幹事会は、呼びかけ人および動労千葉で構成し、全国運動の日常的方針を討議する。

一、支援カンパ・基金の送金先は事務局とする。 〒260-0017 千葉市中央区要町2-8 DC 会館内


郵便振替口座 00220 ー9ー140268 「国鉄闘争全国運動」
(郵便振替口座は5月17日以降に使用できるようになります)
中央労働金庫 千葉支店 普通6130237 「国鉄闘争全国運動 代表山本弘行」

一、事務局 事務局は動労千葉におく。
〒260-0017 千葉市中央区要町2-8 DC 会館内 
電話043-222-7207
      FAX043-224-7197 


5月18日(火
昼食は動労千葉物販のそば ナス・カボチャ・竹輪の天ぷら 稲荷寿司
リッちゃんの糠漬け
沖縄のお土産  社長より差入れのアイスで3時のオヤツ
夕食のオニギリ定食・200円を食べて出発
JR不採用問題、和解手続きへ 原告6人除き承諾書に署名 2010/05/18 12:46   【共同通信】
 JR不採用問題で、国労組合員ら原告910人のうち904人が、訴訟を取り下げ、和解案を受け入れるとの承諾書に署名したことが18日、国労への取材で分かった。

 与党を通じ、前原誠司国土交通相に提出。前原国交相は旧国鉄の業務を引き継いだ鉄道建設・運輸施設整備支援機構に、1人当たり約2200万円の支払いを柱とする和解手続きに入るよう指示する。

 国労によると6人は和解案に同意せず、裁判の継続を望んでいる。

 不採用問題をめぐっては4月9日、与党3党と公明党が和解案を国と国労側に提示。国労側は和解案受け入れを承認したが、国交省は訴訟取り下げや、910人全員の署名入り承諾書の提出を要請していた。
1.800人の参加で、裁判員制度にとどめを!
開会挨拶  呼びかけ人 
今井亮一さん(交通ジャーナリスト)
■講演 「何をねらう、この国をどう
変える~『市民参加』の裏にあるもの
は~」 講師 斎藤文男さん(九州大学
名誉教授・憲法学)
■特別アピール「そして、動きがとれ
なくなった」 元裁判官 
■ アピール
   蛭子能収さん(漫画家)
 崔 洋一さん(映画監督) ■ ビデオアピール 裁判員と経験者(岐阜)■裁判員候補者のみなさん
・ 各地からのアピール
■ まとめ  呼びかけ人 高山俊吉さん 弁護士
 時代の中で裁判員制度を見る。改憲の状況がある。時代が裁判員制度を求め、要求している。だから我々は絶対に裁判員制度に反対する。私たちは、今この国のあり方を根本的から考える先頭に立っている!
裁判員制度にとどめを!全国集会 2010年05月18日
 北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」のブログから転載
 改憲国民投票法が施行された今日、日比谷公会堂で「裁判員制度にとどめを!全国集会」が開催され、全国から1800人の労働者人民が集まりました。

 裁判員裁判が始まってからちょうど1年。その既成事実の堆積に反対運動にはあきらめが漂う…というのがよくある現象ですが、この運動は違います!なにしろ「とどめを!」なんですから。質問の段階から操作された世論調査でも、ますます反対・拒否・忌避の回答が多い。裁判員候補者に指名されても、辞退者が裁判所の予想を超えて多い。しかも“正当な理由”なく辞退した法律違反者にも、裁判所は罰則を科すことができずにいる。

 そもそも予定されている裁判員裁判が、遅々として消化しきれずにどんどん停滞している。裁判員制度は気息奄々の瀕死の状態にあるということです。だから、もうひと息労働者人民の闘いを推し進めることができれば、必ず「とどめを!」さすことができるのです。

5.15~17日沖縄闘争に参加しました。
私にとって3年ぶりの沖縄は、本当に怒りでいっぱいでした。
4月25日県民大会での9万人の怒りは爆発寸前です。
 
16日は普天間基地包囲。
バスを降りて、包囲行動に参加する地点まで歩いて移動する途中、顔見知りの沖縄出身の女性に会いました。私達を見つけると、その人は、
「沖縄に基地はこれ以上要らない!! ヤマト(本土)の人、基地を引き受けてよ!!」 とうったえていました。
 
私たちは、どこに基地を移すか、ではない。「国鉄闘争で資本との力関係を変える。職場闘争を軸に、世界中の全部の基地を撤去し、基地建設を潰そう、社会を変えよう」という立場。これが全労働者に対する答えです!!
 
日米安保体制の為にどれだけ沖縄と本土の労働者の団結が破壊されてきたことか!!日米安保でどれだけ世界中の労働者が虐殺され、分断されてきたことか!
日米安保は粉砕しかない!ほんとうにそう思います。
 
その日の夜、「ジュゴンの家」の若者達が、ず~~~っとお世話になっている、那覇在住のご夫婦に久しぶりに会ってゆっくり話をしました。
旅行が趣味のその方は、5月23日、旅行の予定が入っていたのですが、鳩山が来る、と知って、急遽予定をキャンセル。
鳩山に「基地は要らない」の意思を伝える為に、その日は行動する、と言っていました。
 
私も自分の職場での闘いに責任をとりきる、と改めて思いました。やることは山ほどあります。沖縄の、世界中の労働者とつながろう、と熱い気持ちになりました。
 
何としてでも社会を変えるぞ! 

 だ  ん   け  つ 2010年5月18日
№359
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
市東さん不当逮捕! 
20日三里塚現地に緊急決起を!
  
 5月17日午後、三里塚反対同盟の市東孝雄さんが不当逮捕された。この日午後16時すぎ、成田空港会社は、団結街道の現地闘争本部の隣にある市東さんの畑の北側からその先のゴルフ場までの間を、5月20日から閉鎖する旨を記した看板を立てに来た(写真)。しかも、3枚立てた看板のうち1枚をあろうことか、市東さん宅の監視台の向かいに 打ち込んでいくという暴挙に出た。 そこに駆けつけた市東さんは烈火のごとく怒り、空港会社の作業員を猛然と追いつめ、持てる力の限りの怒りを爆発させ、団結街道の閉鎖など自分が居る限り断じて許さないぞとばかり徹底的に弾劾しぬいた。

 市東さんの怒りの爆発に驚き、恐怖し、震撼した国家権力は、機動隊を急行させ、現場にいた市東さんと支援の全員を暴力的にはがいじめに拘束し、市東さんだけを不当逮捕した。天神峰に機動隊との報を聞き、駆けつけた萩原進事務局次長を始め同盟・支援を見るや、市東さんは、いったん押し込められた権力車両から手錠をかけたまま飛び出し、萩原さんと言葉を交わすことができた。「家の前に(看板を)立てたことを許さない。ありがとう。俺は行ってくるから」と市東さん。「市東さんを連れて行くなら、俺も連れて行け」と萩原さん。(写真は市東さんに手錠をかけ連行する警察と、市東さんが押し込められた権力車両の前で逮捕に抗議する萩原さん)

 市東さんは「器物損壊」のデッチあげで成田署に連行された。また、現闘の同志1名が公務執行妨害で不当逮捕された。
 成田署には、北原鉱治事務局長が先頭に立って駆けつけ、成田署を制圧する弾劾闘争、市東さん奪還闘争を闘いぬいた。市東さんは、弁護士接見で次のような熱烈な戦闘的檄を発している。「自分は元気です。頑張りますから、皆さんも頑張って下さい。これで俺たちは本気だということを、空港会社に知らしめることができた」と。この市東さんの怒りの決起に続こう!

 ゴルフ場の先にも市東さんと萩原さんの畑がある。団結街道の行き止まりは、閉鎖と同じだ。しかも、そこだけいま閉鎖する理由など何もない。5・16闘争の戦闘的高揚に敵は追いつめられているのだ。市東さんに加えられた卑劣な弾圧がどんなに人々の怒りを呼び起こすか、敵・日帝、空港会社、成田市をして震撼せしめよ!

 反対同盟は、次のような緊急闘争方針を全国に発した。5月20日早朝、天神峰現闘本部先の市東さんの畑に結集せよ。来れる人は、前夜結集を。(三里塚現闘)

団結街道閉鎖阻止! 
三里塚現地で決戦突入集会
 5月16日、三里塚芝山連合空港反対同盟の主催で「団結街道閉鎖阻止! 第3誘導路計画粉砕!」を掲げた現地闘争が闘いとられた。会場は空港敷地を突き破って存在する東峰の萩原進さんの畑だ。好天のもと作物が青々と生育する横で、トラックの荷台を演壇に集会が始まった。司会は事務局の鈴木謙太郎さん。萩原進事務局次長が基調報告に立った。「2~3月を戦闘的攻勢的に闘いぬいたことで、敵のあせりに満ちた攻撃を引きずり出した。本集会をもって臨戦態勢に入ることを宣言する!」

 この待ち望んだ決起の号令に、結集した385人の労働者、農民、学生、市民が拍手と歓声で応えた。「凶暴な敵の攻撃の狙いは、三里塚勢力をたたき出そうとするもの。三里塚、沖縄、国鉄を先頭とした労働者が競い合うように立ち上がれば今年は勝利の年になる。基地撤去を求める沖縄に応え、本土の人民の決起の旗振り役をやろうと決意したのが今日の闘いだ。労農同盟を強め、原則を守って闘う動労千葉とともに闘う。反対同盟は廃道化攻撃に実力で立ち向かう。5・24成田文化会館で行われる第3誘導路公聴会を包囲し粉砕しよう。今日ここに集まった皆さんは自らが行動隊長となって立ち上がろう。反対同盟はその闘いの先頭に立つ」

萩原さんの意気高い訴えと行動提起に熱烈な拍手が鳴りやまない。
市東孝雄さんは、「第3誘導路で囲って騒音で私を屈服させ追い出してやろうというのが狙いです。だけど人間はやられればやられるほど、“なにくそ!”という気持ちになる。だからそんな攻撃に負けない。やれるものならやってみろ」と敵の悪らつな策動にも微動だにしない決意を述べて、参加者の胸を打った。

動労千葉の田中康宏委員長は、「成田空港は崩壊の危機に瀕している。三里塚、国鉄、沖縄が同時に決戦を迎えた。1047名闘争はまさに正念場だ。『和解』の本当の姿が明らかになってきた。あの中曽根が一枚かんでいた。こんな形で闘いを終わらすことは断じてできない。新たな国鉄闘争の始まりとなる6・13に大結集を!」と全力で訴えた。

昨年10月のこの同じ会場での全国集会の時は、供用開始間もない東側誘導路をひっきりなしに走行するジェット機が間近に見られた。ところが今は1機も通らない。東峰の森をつぶして造られたこの東側誘導路は、暫定滑走路が着陸専用にされたことで今ほとんど使われていない状態なのだ。何百億円も投じて強行されたこんなデタラメを、またしても第3誘導路という形で繰り返そうとしている。狙いは三里塚農民を屈服させることだけ。絶対に許さない! 破綻した成田空港を今度こそ廃港にたたきこもう。

 怒りをみなぎらせてデモに出発した。プラカードを掲げた市東さんが終始先頭に立ち、東峰部落を通り、団結街道を北上、現闘本部横の市東さんの畑までデモを貫徹した。

 市東さんの家の敷地に建てられたばかりの団結やぐらが、この日お披露目となった。赤い反対同盟旗と「団結街道閉鎖阻止!」の黄色い看板が青空に映える。上にのぼると、団結街道と空港内の彎曲した誘導路が一望できる。反対同盟の心意気を示す新たな闘いの拠点だ。国鉄・沖縄・法大と一体の闘いで廃道化を絶対に阻止し、第3誘導路のもくろみを粉みじんに粉砕しよう!(TN)



3・14法大弾圧を許さない法大生の会のブログから転載
沖縄・普天間包囲行動と一体で闘われた5・16三里塚現地闘争。6月団結街道閉鎖情勢の緊迫した中、反対同盟が烈々たる闘争宣言を発した! 映像は、萩原進事務局次長、市東孝雄さん、田中康弘動労千葉委員長の発言。団結街道へのデモと「監視やぐら」からの映像。(※監視やぐらからの映像は必見です)
 反対同盟の「臨戦体制宣言」にこたえ、結集した380名が怒りのこぶしを突き上げた!

 市東さんの敷地の中に立てられた「監視やぐら」。三里塚はいよいよ決戦体制に入った。「団結街道閉鎖阻止!」を掲げたやぐらを背に、決意も新たに闘いぬく反対同盟
第三誘導路計画(黒線)と団結街道(白線)。成田市は、団結街道を廃道化、つぶして、NAAに売り飛ばし、市東さんの家と畑を空港で全部、囲い込もうとしている。畑の往復に矢印の迂回路をたどれというのだ!許せない!



 


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