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スケジュール


●全水道会館(JR水道橋駅下車トホ5分)
 ※集会終了後、貨物本社抗議行動

 3・20ワーカーズアクション イラク反戦7周年全世界一斉デモ
 国鉄1047名解雇撤回―沖縄の怒りで鳩山政権ぶっ飛ばせ!

日時:2010年3月20 日(土)午後1時~
場所:東京・代々木公園B地区 野外ステージ 集会後、渋谷デモ行進を行います。
主催:ワーカーズアクション実行委員会 HP



3月16日(火
昼食はアジの開き ケンチン汁
タブロイド版のビラまきをします
夕食はサンマの蒲焼丼 豆乳鍋 野沢菜
本日、成田市議会直撃デモ!!
3・14法大弾圧を許さない法大生の会 のブログから転載
三里塚の団結街道廃道化・市東さんの営農破壊を許さない!!
3・28三里塚全国集会に総決起しよう!!
ただいま成田市内デモ中!!
織田全学連委員長の発言!! ストライキを打ち抜いた動労千葉の発言!!
動労千葉を支援する会のホームページから転載

「この間の闘いで、われわれは当局と東労組を完全に圧倒し、検修業務全面外注化の4月1日実施を完全に止めた! 千葉においてわれわれは2001年以降、足かけ10年にわたって外注化を阻止してきた。この地平に圧倒的な確信を持とう。この闘いは、労働組合の闘いによって外注化計画そのものを吹き飛ばすという過去に前例のない闘いだ。この闘いをやり抜き、ここに社会に渦巻く怒りを総結集したとき間違いなく時代は動く。そして、組織拡大こそがこの攻防に決着をつけるものになる。全力で10春闘の闘いをやり抜こう」13日館山行動での田中委員長発言

 だ  ん   け  つ 2010年3月16日
№321
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

3・20へ
新宿・渋谷で街頭宣伝打ち抜く
 3月13日と14日の両日、ワーカーズアクション実行委員会は動労千葉ストライキと連帯し、新宿と渋谷駅前の連日街宣に決起し、あと一週間後に迫った3・20ワーカーズアクションへの結集を訴えました。新宿ではJR東日本本社に向かって検修合理化反対、沖縄米軍基地撤去の大アジテーションをたたきつけました。のこのこと出てきたJR本社の職制たちは、次々に署名が集まる姿を見て、顔を引きつらせることしかできません。労働者の怒りを思い知ったか! 署名したある学生は、「私は今マルクスを読んでいて、マルクス主義がないと生きていけないと思っています」「資本主義は許せない!」と圧倒的な団結を表明し、3・20への参加を約束。大勝利です!

 翌日の渋谷は、圧倒的に青年学生が埋め尽くしていました! 「世界大恐慌は資本主義の破産だ! ギリシャをはじめ世界中でストライキが爆発している! 世界は革命情勢だ!」「仕事がない。職場ではちょっとミスをしただけで、処分だ、始末書だ、賃下げだと攻撃されるけどふざけるんじゃない!」「すべては23年前の国鉄分割・民営化から始まった」「3・20は民営化・外注化・解雇撤回、沖縄の基地撤去、安保粉砕を闘う労働組合が結集する集会とデモです。ここに結集して世界の労働者と団結して労働者が主人公の世の中を作ろう!」と訴えました。

 若い女性労働者が「沖縄への基地建設はおかしい」と駆け寄って署名をしてくれ、圧倒的に団結し、3・20への参加を約束しました。やっぱり渋谷はいい! 渋谷デモやろう!!

 ワーカーズアクション実行委員会はホームページで参加を呼びかけています。是非みてください! 織田全学連委員長の基調提起は必読です!(SG)
http://workersaction.web.fc2.com/

動労西日本が岡山駅で
春闘第1波スト決行!
 動労西日本は、3月13日JR岡山駅において春闘第1波ストライキに立ち上がった。

 14時から駅前で行われたスト突入集会で、山田和広副委員長は、「動労千葉のストと連帯し、契約社員制度廃止・解雇撤回まで闘う」と宣言した。集会には、5・27国労臨大闘争弾圧被告団の富田益行団長もかけつけた。
 
 岡山駅中央改札口に向けてのデモに続き、JR岡山支社包囲デモに立ち、岡山市民会館で行われた「山田くんを支える会」結成集会では、大江照己委員長が「新たな1047名闘争が岡山から開始された」と宣言し、動労西日本の現場組合員3名全員で第2波ストへの決意を明らかにした。

  【ストライキ宣言】
 2010年3月13日、動労西日本副委員長・山田和広

 (1)契約社員制度廃止! 解雇撤回! ストライキで闘うぞ! 本日、動労千葉は第3波ストに入っています。動労千葉と連帯して本日のストライキを闘います。

 (2)JR西日本は契約社員制度をすぐに廃止せよ。たった5年で青年労働者を使い捨てにする制度など、絶対認められない。青年労働者の未来を奪い、職場の団結を破壊するこの制度はなんなのだ。JR東日本における検修業務の全面外注化と同様、合理化によるコスト削減のために、国鉄分割・民営化から始まった全労働者の9割を非正規雇用化していく攻撃そのものだ。

 契約社員制度の導入や業務の外注化の結果、安全が崩壊している。安全がうたわれていた新幹線でも事故が激発している。3月3日には新幹線車両の部品が破損により発煙し、あわや火災という大惨事が発生した。合理化で要員が減らされ、劣悪な労働条件のもとで安全な車両を整備し、走らせることなんてできない。駅だって同じだ。ぎりぎりの要員で業務をこなさなければならない。休憩室までの往復時間でしかない10分間休憩、給料は時給制、出勤時間が不規則な勤務でこき使われる。こんなので、まともな仕事ができるはずがない。絶対に、契約社員制度を許さないぞ! さて、このストライキに対して、たくさんの応援メッセージをいただいています。元同じ職場の契約社員だった人、また、同じ職場の他労組の同僚からもいただいています。

 (3)JR西日本は動労西日本山田副委員長への解雇を直ちに撤回せよ。これは国鉄分割・民営化で1047名の労働者が解雇された攻撃と同じだ。国鉄分割・民営化で、国鉄の組合活動家を排除するため、国により1047名の解雇が行われた。今日の首切り・非正規雇用化の手本となるものだ。国鉄の看板をJRに書き換えれば、組合破壊のための首切りという国家的不当労働行為も許されるというとんでもない攻撃だ。今、鳩山政権は1047名の解雇撤回を認めず、わずかなお金で解雇撤回闘争をつぶしにかかってきている。これは、職場復帰を願う1047名の意思を踏みにじるものであり、到底受け入れられない。1047名の解雇問題はJRに責任を取らせ、解雇を撤回させない限り解決はしない。1人の首切りも許さない、解雇撤回は組合活動の原則である。動労千葉はこの原則を貫き、1987年からずっとストライキでJRと闘い続けている。

 私は、動労西日本にかけられた組合破壊攻撃、職場からの排除を目的とした解雇を許さず、動労千葉のように闘い続ける。第二の国鉄分割・民営化ともいえるこの解雇攻撃は、JRの青年労働者のみならず、あらゆる職場で働く青年労働者の怒りに火を付けるだろう。契約社員制度廃止・解雇撤回まで闘うことを宣言する。

3月15日(月
 夕食
3・14弾圧4周年・木原宅デモの動画
3・14法大弾圧を許さない法大生の会 のブログから転載
3月14日、このメモリアルデーを、南大沢の地にて、圧倒的に席巻してきました!
デモ写真

 だ  ん   け  つ 2010年3月15日
№320
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
動労千葉が3・12~14
第3波ストライキに決起
 動労千葉は3月12~14日、「館山検査派出廃止反対! 外注化阻止!」を掲げて春闘第3波ストライキに決起した。木更津・館山・鴨川の検査派出で働く組合員がストに突入した。3・13ダイヤ改定においてJR千葉支社は、館山検査派出の廃止を強行し、そこで働く動労千葉組合員を強制配転した。絶対に許せない。館山駅での折返しや始発の列車が相当数ある中で、07年の館山運転区廃止以降も検査派出は必要不可欠な業務として残されてきた。今回のダイ改で、この館山検査派出の廃止を強行したのだ。(写真は13日、JR館山駅前を制圧した大抗議行動)

 これは、検修業務全面外注化攻撃の一環そのものだ。職場を奪い、「金もうけ」一辺倒で地方を切り捨て、安全も何もかも投げ捨てるJR当局のやり方に対して組合員は腹の底からの怒りを燃やして決起した。1月以降、まさに闘いに次ぐ闘いの連続だが、12~13日の行動にも動労千葉全支部から多くの組合員が集まった。それぞれの発言には「外注化を絶対に止めてやるぞ!」「組織拡大で決着をつけてやる!」という敵愾心がみなぎっていた。

 3月12日午後5時から、木更津運輸区前でストライキ突入の抗議行動が展開された(写真2)。ストライキに入った木更津・館山・鴨川検査派出の組合員を先頭に、組合員、動労千葉を支援する会、全学連が結集し、数十人の弾圧体制をとる当局を完全に圧倒する戦闘的な抗議闘争となった。

13日は午後1時に全支部の組合員と支援が館山駅前に大結集して、駅の西口と東口で大抗議行動を展開した。春一番を思わせるような強風をはね飛ばし、道行く乗客や市民にJR資本の犯罪性を強烈にアピールした。次々と特急列車を削減するJRに対し、地元の人たちも強い怒りを感じている。動労千葉の大登場に市民からも圧倒的注目が集まった。続いて検査派出のある庁舎(旧館山運転区)の前に移動して抗議集会を開催した(写真3)。館山検査派出で働いてきた当該の組合員、各支部の代表などが次々と怒りの発言をした。

 行動のまとめを提起した田中康宏委員長は、「この間の闘いで、われわれは当局と東労組を完全に圧倒し、検修業務全面外注化の4月1日実施を完全に止めた! 千葉においてわれわれは2001年以降、足かけ10年にわたって外注化を阻止してきた。この地平に圧倒的な確信を持とう。この闘いは、労働組合の闘いによって外注化計画そのものを吹き飛ばすという過去に前例のない闘いだ。この闘いをやり抜き、ここに社会に渦巻く怒りを総結集したとき間違いなく時代は動く。そして、組織拡大こそがこの攻防に決着をつけるものになる。全力で10春闘の闘いをやり抜こう」と訴えた。(O)

拠点労組の組織化軸に、
東京北部春闘行動打ち抜く
 3月6日、東京北部地域の拠点組合である精研労組がある東京武蔵野病院に、地域の労働者が集まり、春闘集会を行いました。武蔵野病院資本は「昨年は史上最高の売り上げ」があったと言いながら、今年の経営方針において「1・5億円の儲けを出す」ために「人件費の1億円削減」「人員削減」そして「正規の非正規化」と言っています。こんなデタラメな合理化に対し、労働者は怒りを持って立ち上がるんだということを確信する集会・行動でした。

 
朝から3名の指名ストに突入し、昼休みに精研労組青年部を先頭に病院前での集会をかちとり、「合理化・賃下げ・解雇を許さないぞ」とシュプレヒコールをあげました。

 午前の仕事をあがった制服姿の労働者が次々と駆けつけ、非組の労働者も参加。拠点労組を中心軸に地区の労組・労働者113人が結集して行った行動はすごい迫力と密集力でした。


 午後、屋内会場に場所を移して行われた春闘集会では、精研労組、一陽会労組・東京北部ユニオンの各分会、さらに地区を越えて郵政・教労の被解雇者などから発言を受けました。集会全体で確認されたことは「武蔵野病院で今起きている合理化は経団連の『経労委』報告そのもの。そしてJRの外注化と一体の総額人件費削減だ」だということ、そして「保護主義が行き着く先は戦争。合理化に対する怒りと戦争に対する怒りは同じなんだ」ということです。資本家は、儲けるためには労働者の生活も安全もどうでもいい、まともな医療や社会なんて必要ない、労働者は誇りも魂も捨て、戦場へ行き殺し合えと言っている。こんなデタラメは許せない! しかし追いつめられているのは資本家の側だということです。労働者が怒り、団結し反撃に立ち上がればたちどころに破綻することに、彼らは恐怖している。だから1047名闘争解体を狙い、組合を潰そうとしてくるのです。だとしたら10春闘は「賃上げ・合理化反対・安全を守れ」を勝ち取る闘いであるとともに、「合理化だ、戦争だと資本家のために労働者がすべてのツケを払わされるなんて絶対おかしい。ふざけるんじゃない!」という、資本そのものへの根源的な怒りと労働者の誇りをかけて、3・20闘争を爆発させるということです。

 その実践の中に、生涯かけて階級的労働運動の復権をかけてきた中野洋動労千葉顧問の精神はあると思います。残る一日一日をすべて労働者の組織化にかけ、3・20の5000人結集を圧倒的にぶち抜きましょう。(東京北部・YU)

3月14日(日
お別れパーティー ウナギちらし 焼きそば
ユーゴ、アゼルバイジャン、アメリカ、韓国、いろんな国の労働者と飲み・食べます
シシカバブを作るので、炭火の準備。花火みたい綺麗
トマト・しし唐を焼きます

  
   
    
まず、動労千葉は総力動員で各支部から結集し、私たちや学生を含めると全体で250人位集まりかなりの迫力でした!

3年前の運転区廃止の時は地域の住民や商店を巻き込んで反対運動を展開。田中委員長は当時の方々に挨拶回りをしたそうです。

『あの時は(運転区廃止を)止められなくて申し訳なかった。だけど、あのあとも安全を守るために闘い続けています』と言うと町のみなさんは温かく迎えて下さり『(JRに対する要望を教えてくれて)頑張って下さい』と仰ったそうです。

集会は3ヶ所(北口、南口、検修職場門前)で行われたんですが、移動の途中もお客さんたちの視線は釘付けでした。第2集会の中で田中委員長は『濡れ手に粟のボロ儲けをしているのがJR。民営化したからって何をしてもいいわけじゃないでしょう!こんなのは絶対に止めなきゃいけない!』と怒りを込めてJRを弾劾し、高々とにシュプレッヒコールをあげました。

写真に見える建物が今回廃止される検修 職場が入っている建物です。三年前までは運転区も入っていました。(運転区廃止に伴い、空き部屋ができたので、そこを有効利用したいと町内会の方が会議室などに貸してもらえないかと要望したそうですがJRは貸さなかったそうです。)

三年前、運転区廃止攻撃に関する配転先の希望調査で動労千葉は『一本書き』をし、団結を守り抜きました。しかし、今回の検修職場廃止攻撃は異動希望調査さえされなかったそうです!

つまりは動労千葉を解体するために『一本書き』されたくない資本は組合員に対して派出廃止→強制配転を強制したのです。絶対に許せません!!!

長田書記長は『今回の攻撃で最も重要なのが組織化だ。平成採は動労千葉が正しいとわかっている。一ミリでも運動を前進させることができれば全ての労働者に希望を与えることになる!』と力強く発言されました。

また、高石さんも『1047名闘争を通じて大事な事はこのようなJRの体制を変えることだ。お金をもらって解決したかのように言ってる人がいるが、それじゃあJRは何も変わらない。そのために1047闘争を闘い続ける事は大きな意味を持っている』と発言されました。

JR資本は新たな攻撃として貨物職場に『定昇廃止』と『一時金3ヶ月』の方針を打ち出しました!精研を初め多くの職場でまさに同じ攻撃がかけられています。しかも“定昇廃止”って今年だけ“凍結”するんじゃなく、定昇という概念を“廃止”するということですよね?

85年国鉄分割民営化を先駆けにして全ての労働現場が劣悪な環境におかれてきました。今回の検修外注化は第二の民営化攻撃と言われています。まさに今かけられているひとつひとつの攻撃に対して力を緩めず闘っていく事が決定的です。

動労千葉は貨物職場への攻撃に対して、3月19日に第4波ストライキを決行することになりました。詳細は後日連絡じますので、行ける方はぜひ結集して下さい。

そして、闘う仲間からの発言として全学連の坂野君が登場!『労働組合運動は反戦闘争そのものだ。3・20前に動労千葉が激しく闘っていることに感動し、また自分も同じ時に闘える事を嬉しく思う!』と発言しました。

集会を締めくくる発言は田中委員長。『4月1日の検修外注化を止めた!国鉄分割民営化によってあらゆる矛盾が噴き出している。その事に東労組の組合員も気づいている。検修外注化を強行すればその労働者がみんな動労千葉に結集することを当局も知っている。だから実施できない。ひとつの職場では少数派かもしれない。だけど言ってる事は圧倒的多数派です!』と、昨年末からの闘いの正しさと大きさに確信と誇りを持って提起されていました。

また、集会後に立ち寄った小料理屋で偶然鴨川支部の方と知り合う事ができました。(面白い話はまた今度)みなさん、気さくで明るくて素敵な方でした

『俺たちはぜってぇ仲間だけは裏切らねぇんだよ。』『いくら呑んでも俺らはココロを忘れねぇからな』とサラリと言えるかっこよさ!惚れちゃいます。『夏の物販で北部に行ける事を楽しみしてるよ』と言って下さったのでその時が来たらみんなで迎えましょ~う
動労千葉を支援する会のホームページから転載
3.12 第3波スト突入


木更津運輸区前 3月11日 17時~18時

3月13日(土
昼食は三里塚の聖護院大根と豚肉煮 キムチ納豆
夕食は豚とじ丼 白貝の酒蒸し つぶ貝
三里塚のホウレン草とベーコン炒め 若山さんから三浦大根のおすそ分け
「街」分会・屋台
「日の丸・君が代」強制反対!の卒業式ビラ撒き始まる
とめよう戦争への道!百万人署名運動のブログから転載
3月2日(火)から東京都立高校の卒業式が始まりました。卒業式当日に高校の門前で「日の丸・君が代」強制に反対するチラシを撒くことが恒例化してから既に6回目、今年もさまざまな団体が卒業生や保護者、教職員にチラシを撒いて、一緒に考えようと呼びかけています。「都教委包囲ネット」や、「大田市民の会」「練馬教育交流会」「板橋の会」など各地域の市民団体などが、今年も元気にビラ撒きをしています。また「労組交流センター」も教職員に向けて労働者の誇りと団結を取り戻そう!と訴えるチラシを撒いています。
 私も、いくつかの学校でのビラ撒きに参加しました。門前でのビラ撒きに対して学校側は、どこでも、副校長などが出てきて「敷地内に入らないでください」「生徒には撒かないでください」と、この二言だけ型どおりに言ってきます。「言いましたからね」などといやらしく念押しをする人もいます。あとで都教委に報告するためでしょう。生徒たちの反応は学校によっていろいろですが、保護者はだいたい受け取ってくれます。都立高校の卒業式は「下町の高校」では、制服で卒業式に臨む卒業生が多いのに対して、「進学校」では振り袖・袴で臨むという学校が多いです。本当に格差を感じさせます。そして、後者の学校では教職員も卒業生もチラシの受け取りが悪いなあと感じるところが多いです。もちろんそうでない学校もありますが。
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東京の学校は、石原都政の都教委支配の下、都教委包囲ネットのチラシにあるように、学校の状況が様変わりしています。校長が権力を振るい、学校とはどういう場でなければならないかをはき違えた教育がまかり通っています。職務命令ー処分の乱発で「君が代」の起立・斉唱の強制も続いています。でも、都教委は教職員の抵抗を根絶やしにすることはできません。今年も既に勇気ある「君が代」不起立者が出ています。
 都立高校の卒業式は3月24日まで続き、3月半ば過ぎから義務制と特別支援学校(養護学校)の卒業式になります。「10・23」通達が撤回され処分が無くなるまで、先生たちの抵抗が続く限り、チラシを撒き続けようと思います。(賛同人T)
●都教委包囲ネットのチラシ     画像

 だ  ん   け  つ 2010年3月13日
№319
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

ギリシャで
今年第2波目の
ゼネスト!
ドイツやアメリカの国旗と一緒に破産したギリシャ経済を棺桶に入れてデモする労働者たち(3月10日アテネ)

 3月11日、再びギリシャの労働者は午前零時から全国24時間ゼネストに決起した。ギリシャの全労働者500万人の半数を組織する公務員の労組と民間の労働組合が共同で呼びかけ、学校・大学・病院・公官庁は閉鎖、バス・鉄道・地下鉄、すべての航空、フェリーも停止、ラジオやテレビも一切止まった。

 前回2月24日のゼネストにもかかわらず、パパンドレウ政権は緊縮財政を撤回するどころか、さらなる公務員8%賃下げ、付加価値税2%アップ(21%)、社会保障の削減などの第2次緊縮財政を議会で強行採決した。たった数週間の間にたばこ・アルコール・ガソリンの20%引き上げが2回も行われるという異常事態である。パパンドレウは欧州委員会やオバマの指示を受けながら、ギリシャ資本主義のみならず、すべての資本主義の命運をかけて、資本主義の破産の全責任をあくまでギリシャ労働者に押しつけようとしている。このあからさまな攻撃に、ギリシャ労働者がますます怒りを爆発させていることは決定的だ。

 ところがゼネストを呼びかけているはずの体制内組合幹部は、ゼネストがパパンドレウ政権打倒に発展することをおそれ、「本当は緊縮財政が必要なことはわかっている。今回のストライキはシンボルに過ぎない」などと必死に闘いの意義を低め、さらに労働者階級の怒りを自国政府から排外主義にそらすことに躍起になっている。もはや戦術のエスカレーションだけでは突破できない、体制内の制動を突き破る革命の路線と指導部を確立することこそが決定的に問われている。
 にもかかわらず、ギリシャ労働者階級のこの間のストライキは、当初は60~70%が「緊縮財政やむなし」となっていたギリシャ世論を、86%の反対へとひっくり返した。3月4日にはEUの経済危機を象徴するPIIGS諸国(ポルトガル・イタリア・アイルランド・ギリシャ・スペイン)の一つであるポルトガルでも、30万人の公務員が初めての労組共闘を実現して社会党政権の緊縮財政に反対する全国ストライキに決起した。アイルランドでも来週、公務員ストが計画されている。何よりもEU主要国のイギリスにもギリシャ情勢が波及していることは決定的だ。闘いは体制内指導部の思惑を超えて進み、革命情勢は日々深化・拡大している。

 イラク開戦7周年の3・20全世界一斉デモは、世界革命の路線をめぐる大党派闘争となった。動労千葉ストライキの圧倒的勝利を武器にして、ワーカーズアクションin渋谷を大成功させよう! 世界の革命情勢を力にして4大産別の青年労働者を何がなんでも獲得しよう!(SG) 

熱気あふれる 東北春闘集会かちとる
 東北各地から100名が結集し、「国鉄1047名解雇撤回!JR検修業務の全面外注化を阻止し、闘う労働組合をよみがえらせよう!3・7東北春闘集会」が熱気いっぱいに勝ち取られた。集会は、東北の労働運動の発展のために何度も足を運んでくださった中野洋・動労千葉顧問の逝去を悼み、黙祷をささげて開始された。「東北春闘集会が行われるようになって15年。本集会は、国鉄闘争、全金本山闘争勝利を軸に闘われ、一人の首切りも許さないと闘い、勝利を切り開いてきた。資本主義の終わりの時代に、青年労働者の怒りと切り結び、労働組合の闘いを甦らせ、社会を変えよう」と、自治体労働者が基調を提起した。

 集会のメインは国鉄労働者の特別報告だ。1人目は動労千葉の繁沢敬一副委員長だ。「動労千葉は昨年10月からのべ3波のストライキで闘い、4・1検修外注化を阻止した。われわれの主導権で闘いは進んでいる。組織拡大へ腹を固めて闘う」という報告に会場は沸き上がった。2人目は国鉄1047名当該の小玉忠憲さんだ。「鉄労のゴリ押しで気にくわない奴を排除しながら、他方で毎年1000人もの採用を行った分割・民営化は絶対に許せない。金で魂を売る解決案は認められない。しかしJRに責任がないことを認めろというのが敵の最大の弱点だ。三里塚の市東さんの精神で闘い、大恐慌下の資本主義をぶっとばす闘いをやろう」と戦闘宣言を発した。3人目は郡山工場の橋本光一さんだ。「検修業務を外注化しても技術者を出向させるから大丈夫という当局を許さない。国労を闘う組合に変えていきたい」と決意を語った。

 集会後半の決意表明では、自治体、教労、全逓、民間労働者、学生があふれる闘いの報告を引っさげて決意を語った。教労の青年労働者は、「都合の良い労働力商品を作る側に立たせて教育労働者を支配する職場支配を、仲間との団結をもってひっくり返す日常的闘いを通して、不起立決起に立った」と感動的報告。全金本山労組の長谷武志副委員長は、「わびを入れて金をもらったら労働者は闘えない。闘う労組を甦らせ労働者の社会をつくろう。青年労働者を獲得したい」と決意を述べた。東北石けん労組の青年労働者は「解雇から1年。第2次国鉄決戦の中に展望をつかんできた。クビを切られているから会社に遠慮することはない。資本主義を一日も早く終わらせる」と訴えた。集会のまとめを交通労働者が行った。「去年の11月全国労働者集会以来、国鉄1047名解雇撤回をメインスローガンにしている。首切り反対の運動が金で買われることは許されない。これを許すと労働運動は壊滅する。私たちは資本主義の利潤の餌食になってはならない。1047名解雇撤回と、青年・学生の闘いをミックスして闘うことが求められている。職場でドンドン仲間を増やして、来年は200名の集会をやろう」と檄を飛ばした。

 集会前には仙台の繁華街を青年労働者・学生を先頭にデモ行進した。「今こそ資本主義を倒そう!国鉄1047名闘争は政治解決ではなく解雇撤回だ」と鮮明にうったえ、青年労働者がデモに飛び入り参加した。

 

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