日  誌
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2010年日誌
国鉄闘争全国運動のホームページ
http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm
11月29日(月)動労千葉総決起集会 DC会館18時 大ホール

11・7全国労働者総決起集会へのメッセージ
http://fhoshino.u.cnet-ta.ne.jp/
                       星野 文昭(徳島刑務所在監)
 11月集会に結集した皆さん。国境を超えた労働者の団結した力で、職場も世の中も変える、これが私たちのスローガンです。

 労働者階級・人民には、国境も、領土も、国益もありません。それらは、資本家階級と帝国主義のものです。それらを使った排外主義-戦争攻撃を粉砕しよう。国境を超えた労働者階級の団結した力で、資本家階級の一切の攻撃を粉砕し、彼らを打倒しよう。すべてを奪い返して、労働者階級が主人公となって、誰もが補い合い助け合って人間らしく生きられる社会を実現しよう。

 民主党・連合政権は、大恐慌、恐慌対策による天文学的な財政赤字と、それによる大破局、争闘戦の激化にのたうち回っています。彼らは、資本救済のために、4・9反革命によって国鉄闘争を壊滅させ、公務員制度改革によって全労働者への民営化・外注化・非正規化と医療・年金・社会保障の破壊、さらに改憲-戦争政策を一挙に進めようとしています。その攻撃は、私たちの労働のあり方、社会のあり方そのものを根本から変えようとするものです。

 私たちは、この攻撃を率先して担うまでになっている連合や体制内指導部を絶対に許しません。彼らを粉砕して、闘う労働組合を甦らせ、労働者、労働組合の本来の力を取り戻すことが、勝利の鍵です。
 生産を担い、社会を動かしている労働者こそ、その団結した力と闘いによって、敵の攻撃を粉砕し、職場・社会を変え、資本からすべてを奪い返して全人類の人間的解放を実現する力を持っています。労働運動の本来の力を取り戻し、全労働者・人民の怒りを解き放って、国境を超えた全労働者・人民の団結をつくりだそう。

 動労千葉が腹をくくって5波のストライキに決起することで外注化を阻止した闘いに、私たちの未来があります。この闘いを先頭とする国鉄全国運動を、職場、地域に持ち込もう。怒りを解き放ち、団結をつくり出し、社会の支配権・統治力を獲得しよう。闘う労組、闘う労働運動、そして革命運動を甦らせましょう。
 今年の11月集会を新たな出発点に、この闘いを大発展させましょう。全世界の労働者・人民と一つにつながり、労働者階級の自己解放による全人類の人間的解放をかちとりましょう。

 この闘いと私の解放とは一体です。この闘いを圧殺するために、71年安保・沖縄闘争を闘った私の無実を百も承知の無期、36年もの投獄を強い続けていることを1日も許してはなりません。無期から解放する再審無罪・即時釈放の闘いを一つに闘い、絶対に勝利しましょう。

 共に闘おう。

動労千葉
12月ストライキ闘争体制に突入

 動労千葉は、11月20日の支部代表者会議では、12月ダイ改-外注化阻止に向けた闘争体制確立について、①12月ダイ改(4日)でのローカル線切り捨て-管内輸送体系の抜本的変更反対、②検修構内外注化阻止、③反合理化・運転保安確立、④組織拡大───を課題として、とくに来年2月に画策されている京葉車両センター構内外注化阻止、4月全面外注化阻止に向け、検修職場を対象としたストライキを配置して闘う方針が確認された。(日刊動労千葉11月24日付)

検修構内外注化阻止、ローカル線切り捨て許すな
11・29動労千葉総決起集会へ
DC会館18時



NEW『甦る労働組合』が民主労総中央の「労働と世界」で紹介されていました。

英国やイタリアの学生デモが暴徒化 学費値上げに反対 写真


イタリア学生 空港や駅を占拠 2010.11.25 19:22

速報 韓国現代自動車工場占拠スト

なぜストライキで闘うのか?不法派遣と労組弾圧

現代車,1工場座込み場 断水 食べ物も不足

つづき


 だ  ん   け  つ 2010年11月27日
№489
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378
労働者の国際連帯で戦争をとめよう!
 
12・3緊急闘争に立とう

 朝鮮半島軍事境界線付近の延坪島(ヨンピョンド)で、南北両軍による砲撃戦が発生した。米空軍と韓国の陸海空3軍を総動員した米韓合同演習が行われているさなかに、その戦争挑発が生み出す一触即発の危機が現実の交戦に転化したのである。これを契機に、米帝や日帝は北朝鮮への敵意を大々的にあおり、新たな朝鮮侵略戦争に突進しようとしている。事態は重大だ。大失業と戦争の攻撃はまさに一体であり、これを打ち破るのは唯一、11・7集会に結集した労働者階級の団結と国際連帯の力だ。反戦共同行動委員会は12月3日、東京・渋谷での緊急集会・デモに立ち上がることを呼びかけた。全力で総決起しよう!

 戦争の危機をつくりだしている元凶はどこにあるのか。今日の最末期の資本主義・帝国主義そのものにある。世界大恐慌下、各国の資本家階級はこぞって労働者階級への搾取を極限的に強め、大失業と非正規職化を強制し、他方で資源・市場・領土と勢力圏の奪い合いをめぐる帝国主義間・大国間の激烈な争闘戦に走っている。その先頭に立っているのが米帝だ。これが北朝鮮や中国の残存スターリン主義政権を追いつめ、反労働者的で冒険的な、帝国主義への軍事的対抗に走らせている。米帝による朝鮮・中国への侵略戦争策動と、日帝・菅政権の参戦策動を許すな! 労働者階級の進むべき道はただひとつ、帝国主義とスターリン主義によって支配されてきたこの世界を根底から覆す革命に立ち上がることだ。戦争の危機が切迫している今こそ、そこへ向かって、日朝中労働者人民の国際連帯と階級的団結を打ち固め、猛然と前進していかなければならない。

 韓国ではまさに今、蔚山での現代自動車工場占拠闘争が、資本家階級と労働者階級との全面激突の決戦として闘われている。韓国の労働者は叫んでいる。「戦争は延坪島ではなく、蔚山で、現代車資本と労働者の間で起きているのだ」と! 日本でも事態は同じだ。日帝・菅政権による大失業・非正規職化・労働運動圧殺の攻撃と、侵略戦争への突進は一体だ。闘う韓国労働者と連帯し、菅政権打倒へ突き進もう! 12月3日には日米合同軍事演習も開始される。米日帝による新たな戦争挑発を絶対に許さず、怒りをたたきつけ、労働者国際連帯の力で戦争を止めよう!(千)
「朝鮮侵略戦争許すな!大失業と戦争の菅政権打倒!12・3集会」
とき  12月3日(金)18時結集 集会後デモ
ところ 神宮通公園(渋谷区神宮前6-22-8)
主催  反戦共同行動委員会

国労5・27臨大闘争弾圧裁判の
控訴審 始まる

 国労5・27臨大闘争弾圧裁判の控訴審第1回公判が、11月24日、東京高裁第10刑事部(山崎学裁判長)で開かれた。公判は、前日に朝鮮半島での砲撃戦が起きるという緊迫した情勢の中での闘いになった。被告団と弁護団は、11・7労働者集会以来の連続する闘いを貫いた自信に満ちて、検察官と裁判官を圧倒しきる公判闘争を展開した。公判終了後、報告集会が文京区民センターで開かれ、185人が結集した(写真)。

 公判では、まず弁護団が控訴趣意書を読み上げた。弁護団は、4・9政治和解を鋭く弾劾し、本件控訴審の闘いは1047名解雇撤回をかちとる国鉄闘争全国運動の一環であると表明した。

 さらに、一審判決が暴力行為等処罰法の適用も共謀の存在も否定し、検察官が「事件の首謀者」に仕立て上げた国鉄闘争支援者の向山和光さんに無罪判決を言い渡しながら、国労組合員の6被告を有罪とし罰金刑を下したことの矛盾を徹底的に批判した。これに対して検察官は「弁護人の控訴趣意には理由がなく、控訴は棄却されるべき」と文字通り一言しか答えられない。弁護団はすかさず、「われわれは一審判決の事実誤認を具体的に指摘した。検察官は具体的な反論を出すべきだ。それができないなら無罪の論告を行うべきだ」と検察官に突きつけた。

 続いて裁判長は、弁護団が証拠として申請していた富田益行被告団長の陳述書を証拠採用すると決定した。その内容を確認するという形をとって、弁護団が富田さんの陳述書を読み上げた。傍聴席からの拍手に裁判長は「ここは政治運動の場ではない」と声を荒げた。富田さんの陳述書に、裁判長は徹底的に打ちのめされたのだ。

 公判は、国鉄全国運動の呼びかけ人で元国労九州本部書記長の手嶋浩一さんの証人採用を決定して閉廷した。次回公判は12月21日、手嶋さんの証人尋問と数人の被告への被告人質問が行われる予定だ。
公判後の報告集会では、国労秋田闘争団の小玉忠憲さんが「1047名撤回と5・27臨大闘争弾圧粉砕の闘いは一体であり、共に闘う国労の会はこの闘いの一切を担いぬく」と宣言。「共に闘う国労の会」呼びかけ人を代表して大阪新幹線地区本部運輸分会の木村芳雄さんがあいさつ。満場の拍手を浴びて被告団が登壇し、「われわれは全労働者を代表して国家権力と闘っている」「いよいよ労働運動を根本からつくりかえる時が来た」と戦闘宣言を発した。弁護団も「完全無罪へ徹底した政治裁判として押し渡る」(鈴木達夫主任弁護人)と、それぞれがこの裁判にかけた熱い思いを込めて、全被告の無罪獲得へ闘いぬくと表明した。(I)


3・14法大弾圧を許さない法大生の会のブログから転載
門前アピール1 門前アピール2
門前アピール3 斎藤君アピール!

11月26日(金)
昼食は三里塚の野菜 里芋とスルメ煮 大根と豚肉などの煮
差入れのワサビ →
夕食はタコ・シメジ・エリンギの混ぜご飯 豆腐チゲ、渡り蟹スープ 鶏肉と大葉のバターソテー
三里塚のサツマイモの新作 三里塚の如月菜・ナスはお浸しに 大根・人参の皮に残り野菜の浅漬け
おっとぉ、北島邦彦・杉並区議登場
今日は「東京生きさせろ連絡会(東生連)」がありました。
派遣社員の実態、体験が語られ、当事者からの話に参加者一同、じっと聞き入っていました。
 
派遣につく始まり。
仕事の斡旋業者に会いに行くと「じゃあ、新幹線に乗って!はい、これがチケット!」
と渡され、「え?!今すぐですか?」
新幹線に乗るところまで見張りが付いてきて、列車のドアが閉まると、「じゃあね!」
 
目的の駅には“お迎え”が来ていて、寮まで連れて行かれた。
ほんとうに“人買い”みたいだった。でもその後のほうがもっと悲惨!
仕事が決まるまでの、「待機寮」。
寮費も食費も借金となり、仕事が決まって最初の給料はマイナス。つまり、無給だった!
そんな、こんな話が語られ、一同、こんな社会はやはり、ひっくり返すしかない!
と一致しました。

11月25日(木)
昼食は キムチ納豆
三里塚の野菜のおひたし
夕食はイナダ・鯵の刺身 焼き鯖 大根・人参の皮に残り野菜の浅漬け
三里塚の芋煮
「東京北部ユニオン」の全体会
今日は「東京北部ユニオン」の全体会が開かれました。

怒涛の11月前半、の総括・感想を討論した後、各分会からの報告。
職場で開始された闘いの報告がありました。
現状報告・路線の確認・方針について、これからどの様に闘うのか。
当該にとっての獲得目標、ユニオンとしての獲得目標。
話し合うことは山ほどあります。
時間があっという間に過ぎていくほどの熱い討論がありました。

堅い団結を広げていこう!
動労千葉物販、国労物販を売りまくろう!

 だ  ん   け  つ 2010年11月25日
№488
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

韓国労働者の声「戦争は延坪島では
なく蔚山で起きている!」
 11月23日午後、北朝鮮が延坪島(ヨンピョンド)に向けて砲撃し、韓国軍がこれに応戦、双方に死傷者が出る事態が起こった。北朝鮮への戦争挑発以外の何ものでもない米韓軍事演習が、北朝鮮スターリン主義をして国内支配の危機突破をかけた砲撃戦に踏み込ませたのだ。

 この夜、工場占拠スト中の現代自動車蔚山工場正門前で催されたキャンドル文化祭(写真)では、「戦争は南北間で延坪島で行われているのではなく、この蔚山で現代車と非正規職労働者の間で行われている」(ソウル女性会のリュウンスク会長)という発言が行われた。

 94年朝鮮危機が叫ばれた時も、韓国では歴史的な鉄道ストライキが闘われていた。いま正規職・非正規職の分 断を埋めて一つに団結して現代グループに迫る労働者階級の闘いこそが、階級攻防の焦点だ。この労働者階級の闘いが戦争を止める原動力になる。米日帝の朝鮮侵略戦争を許さず、闘う韓国労働者とともに立ち上がろう!(M)

 反戦共同行動委員会は、朝鮮侵略戦争阻止・菅政権打倒の緊急行動を呼びかけた。12月3日(金)18時30分、神宮通公園(渋谷区神宮前6丁目22、JR山手線線路脇)に結集。集会後、渋谷デモを行う。結集を!

現代車工場占拠スト6~8日目
「生きて必ず正規職に
なって見せよう」

 11月20日午後、蔚山工場前で民主労総嶺南(ヨンナム)圏決意大会が開かれた。この日は朝8時から48時間全組合員共同行動が始まる中、昼前には退去命令書を持ったカンホドン現代自動車副社長が部隊を使って第1工場に侵入、激しい肉弾戦が闘いぬかれていた。

 工場占拠中の蔚山非正規支会のイサンス支会長からは「きょうの午前にも一勝負あったが、現代車支部(正規職労組)の仲間たちが見せてくれた連帯の姿なら、必ず正規職化の勝利をかちとれる」との声が届いた。その舞台上で蔚山第4工場のファニナ組合員(34歳)が「現代自動車は交渉に応じろ」と焼身に及んだ。釜山の火傷専門病院に移送される際もファイナ組合員は「労働者は一つだ」「トゥジェン(闘争)!」と叫んだという。
写真は 20日 蔚山工場前 
 第1工場内では報告集会が開かれ、組合員たちは泣きながらファイナ同志の快復を祈るとともに「もう誰も死ぬのをやめよう。生きて必ず正規職になって見せよう」と誓い合った。

 翌21日、工場前では48時間共同行動2日目の集会が開かれた。野宿闘争を続けている第2、第3、第4工場の組合員たちが次々に発言し、自分の発言を通じて闘争を決意する。非正規支会では小グループを作り、多様な問題を論議しながら門前座り込みや地域宣伝戦を繰り広げている。工場内からは電話でキムソンウク第1工場代表が「ストライキ7日目だ。退くことなく工場を死守している。人間らしく生きるために仲間を信じ、自分を信じて力強く闘っている。私たちを信じて連帯してほしい。動揺することなく、屈することなく闘う」と訴えた。

 この日、民主労総と金属労組、現代車支部が工場前で記者会見を行い、「現代車経営陣に対し金属労組との直接交渉を行うことを強く要求した。

 金属労組はゼネストなどの総力闘争で非正規職闘争に集中することを宣言し、22日に忠北道で開催予定だった定期代議員大会を急きょ、蔚山市内に変更した。

 工場占拠スト8日目の22日、家族対策委員会の家族がコンテナが積まれた門前に集まり、「暴力中断! 食物搬入保障! 医療陣の出入り許容!」を要求する記者会見を行った。550人が座り込んでいる第1工場内には食料も届かず、18日からは暖房が止められ、22日には水も止められた。家族たちは「暖かいご飯を一食でも食べさせたくて家族対策委をつくった」と切実な思いを語り、「現代車は非正規職労働者の正当で切迫した要求を1日も早く受け入れ、社会的企業としての責任をまっとうしろ」と要求。持参した暖かい食事を中に入れるように要求したが、フェンスは固く閉じられたままだった。

 この日、大検察庁公安部は「蔚山工場の非正規職労組のストライキは不法」とし、その根拠として「ストの目的は正規職転換で勤労条件とは無関係」「労働者の地位確認要求はストの目的にはならない」などという暴論をあげた。中央労働委員会も現代車は社内下請け非正規労組の直接交渉の対象ではないと、現代資本救済に躍起になっている。

 現代自動車非正規職の3支会長は蔚山第1工場に集まり、今回の闘争目的が現代車との不法派遣問題での交渉実現に置き、そのためにストを一層強化することを決めた。カンソンヒ全州支会長は「現代車支部が決定的な役割をしている。1工場座り込みを維持・保護して全国闘争にしなければならない。基本は第1工場を死守して全州工場と牙山工場でストライキをしていくことだ」と語り、ソンソンフン牙山支会長も「私たちは正規職の連帯を信じる。牙山では6班正規職40人中、2人以外は残業を拒否した」と紹介した。

 現代車の非正規職労働者はほとんど20代後半から30代半ば、このまま非正規職で一生を暮らすのか、NO! 自らの力を自覚した労働者の団結が現代資本を揺るがしている。(M)

11月24日(水)
昼食はリッちゃんのディパック風カレー スパ・サラ 人参サラダ
国労物販もやってます 差入れ、北海道の小スルメ 夕食は三里塚の大根と豚の煮物
余った豚は塩焼きに 三里塚の青梗菜、如月菜 鶏・ゴボーご飯
幻の屋久島の焼酎の差入れ
今日も熱い討論が続いています。
今日のテーマは、「自分にとって、病気ってなんだろう?」

どんなときに病気になるのか?
発病って?

自分の人生を手放した瞬間が、“病気に逃げる”始まりかもしれない。
自分の人生を握りしめていこう!!
僕たちは、責任を取りきれない“精神障害者”なんかじゃない。
ひとりの、労働者だ!
労働者の解放をめざして、全世界の労働者階級の解放をかけて、闘おう!
労働者の団結に絶対の信頼をおいて、生きていこう!!

11月23日(火)
夕食は今日も塩チャンコ


動労千葉物販のヒジキとレバーの煮物
鯵の開き


差入れの柿

11月22日(月)
夕食は塩チャンコ ブリの照り焼き
レンコン炒め


「前進」を読む地域の人
11・26第6波法大包囲デモへ!!
3・14法大弾圧を許さない法大生の会のブログから転載
▼11月26日(金)
 12:40 門前でアピール
 12:55 総長室へデモ出発
 13:25 正門前に到着
▼市ヶ谷キャンパスにて

 ※3限の授業に間に合います
みなさん。
 今週金曜の26日に今年第6波目の法大包囲デモを行います。すべての法大生のみなさんへ結集を呼びかけたいと思います。

 何よりいま、「停学1年」の不当処分を受けている人間環境学部3年の倉岡さんに対して、さらなる追加の処分が狙われています。

 これに対して「不当処分撤回を求める署名」がいま、1525筆集まっています。
 今こそ学友への不当処分に対して署名とデモで声をあげよう! 処分を絶対に阻止し、倉岡さんをキャンパスに取り戻そう!

でっち上げ不当処分弾劾!
 倉岡さんは今年3月、人間環境学部教授会(学部長・長峰登記夫教授)によって不当な「停学一年」の処分が下されました。理由としては①今年2月の入試期間に拡声器で演説をして試験を妨害した②2009年4月24日に構内で集会を開き授業を妨害した、というものですがこれは100%でっち上げの不当処分です。

 まず①について。倉岡さんが演説をしていたのは試験開始前であり、さらに入試も通常どおり行われており、「妨害」の事実などはカケラも存在しないのは確定的に明らかです。

 そして②について。2009年4月24日はここ数年の法大当局による学生の自治破壊・規制強化と学生への不当処分に抗議する大集会を行った日です。ここには1000人を越える法大生が授業を抜け出して集まり、「今の法政大学のあり方はおかしい」「処分は不当だ」と声を上げたのです。こうした法大生の声を無視して強行されたのが倉岡さんへの処分なのです。

 人間環境学部教授会は極めて意図的に処分を強行しています。何より処分のために倉岡さんを呼び出した人環部学部長の長峰登記夫は「こんなことやりたくてやってるんじゃない。上(理事会)に言われて仕方なくやってるんだ」と言い放ちました。教授会自身が不当処分であることを認め、なおかつ処分を強行しているのです。

 私たちはこうした学友への不当処分に対して署名や集会・デモを通じて闘ってきました。何より一年生が処分撤回を訴えるデモの先頭に立っています。
 不当処分に対して今こそ全学友は声をあげよう!

新たな処分策動を許さない!
 もうすぐ倉岡さんの「停学一年」処分があけようとしています。しかし法政大学当局は倉岡さんに対して追加の処分を狙い、何としても倉岡さんをキャンパスに入れないための策動を行っています。まさにこの11~12月が正念場です。
 法政大学当局はこの11月から、集音マイクを持ちだして演説の音量を測り、さらには正門前での演説が「授業準備にあたる学生・教員等の平穏な環境維持の妨げ」だという看板を掲げ、演説をやめろという弾圧をしかけてきました。これはまさに「不当な処分を受けても黙って従え」ということに他なりません。

 さらに言えば、いま大学生の就職内定率が過去最低の57.6%という現実の一方、東証株式1部上場企業800社の中間決算で利益が07年リーマンショック以前の水準を超えるという事態が起こっています。こうした現状に対してまさに倉岡さんは声を上げ、それに対して法大当局は処分をしようとしているのです。学生から未来を奪っているものこそ法大当局であることは明らかです。

 学内からはこうした演説禁止看板や倉岡さんへの不当処分策動に対して怒りのメッセージが寄せられています。
 倉岡さんの処分を阻止できるか否かは、私たち法大生の行動にかかっています。法大当局は不当処分であることを百も承知であるからこそ、「演説禁止看板」を含めた無茶苦茶な弾圧をしかけているのです。であるからこそ、全学生が「こんな処分おかしい」と声を上げた時に処分を阻止することは可能です。

学生は政治を取り戻そう!
 みなさん。私たちは06年3月14日(いわゆる3・14法大弾圧)以降、学内で立て看板もビラまきも許さない、抗議したら処分という法政大学のあり方に対して、文化連盟を先頭に絶対反対で闘い続けてきました。そして私たちは、こうした闘いが実は教育であり資本をめぐるものであり、さらには全世界の学生・労働者が直面している大恐慌・大失業と戦争の問題と一体であることをつかみ、全国・全世界の労働者・学生と団結してAPEC粉砕闘争などの反戦・政治闘争に立ち上がってきました。

 私たちが訴えたいのは、「今こそ学生は政治を取り戻そう!」ということです。
 学生が政治について討論したり行動に立ち上がったりすることは当然のことです。アメリカで、韓国で、中国で、フランスで、ドイツで、全世界で学生が「戦争反対!」「教育の民営化(私物化)反対!」と訴えてストライキやデモに立ち上がっています。

 何よりもここ日本でも、11月7日には動労千葉などの闘う労働組合が呼びかけ「菅・民主党政権による戦争と労働組合破壊攻撃をうち破ろう」と訴える集会に5900人の学生・労働者が結集しました。さらには各国の首脳が集まって労働者・学生にさらなる搾取と戦争を進めるためのAPEC会議が行われた横浜で840人の学生・労働者が集まってデモを叩きつけました。

 こうした実践的行動こそが社会を変えていく力です。
 みなさん。法大当局はビラまきや演説を学生から奪うことをもって私たちから政治を奪っています。教授は「学生は政治のことなんて関心がない」などと言っていますが、そんなことはありません。学生こそ次の社会の担い手であり、ラジカルな行動に立ち上がれる存在です。一年生をはじめとした法大生の決起がそれを示しています。
 26日の法大包囲デモから12月にもストライキに立ちあがろうとしている動労千葉の呼びかける11・29集会へ大結集し、私たち自身の手に政治を取り戻そう!

11月21日(日)
夕食は

 
2010年日誌
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